第2回
2019.04.11 Thu
2019.04.12 Fri
DOMAIN&FUNCTION
戦略ロジスティクス
研究会
REPORT
1日目
04.11 Thu
ブランディングを通じて"変革させる"経営から学ぶ
視察&講義株式会社ビーイングホールディングス
代表取締役喜多 甚一 氏
代表取締役喜多 甚一 氏
学びのPOINT
①「運ばない物流」
目的地へ"運ぶ"ことを効率化しても圧倒的な差別化はできない。目的地を"持ってくる"という、逆転の発想で合理化を実現したSCMセンターを運営。
※SCM=サプライチェーンマネジメント
目的地へ"運ぶ"ことを効率化しても圧倒的な差別化はできない。目的地を"持ってくる"という、逆転の発想で合理化を実現したSCMセンターを運営。
※SCM=サプライチェーンマネジメント
②「社名=カンバン」を変える
お客様に定着したブランドであっても、ときにその名前が自社のあり方を固定してしまい、企業成⾧の妨げになることも。ありたい姿に即した社名へ変化することで、脱皮を図っている。
お客様に定着したブランドであっても、ときにその名前が自社のあり方を固定してしまい、企業成⾧の妨げになることも。ありたい姿に即した社名へ変化することで、脱皮を図っている。
重点変化を愉しむ!
わからなくてもできなくても"やる"
創業間もない頃、全社員で出入りするお客様へ挨拶をする事を決めた。歓迎を受け感動した取引先が評判を広めてまわり、顧客から"買いに来てもらえる会社"へ変化。"ミツバチ大作戦"と称したこの仕掛けから、ブランディングは始まっていった。
2日目
04.12 Fri
多角化経営で「富山をもっと面白く」をブランディング
講義正栄産業株式会社
代表取締役社⾧森藤 正浩 氏
代表取締役社⾧森藤 正浩 氏
学びのPOINT
①多角化経営とブランディング
経営は多角化しても社員の意識を統一する為に、
"楽しい生活文化を生み出すエンジンになろう"をキーワードにブランディングを推進している。
経営は多角化しても社員の意識を統一する為に、
"楽しい生活文化を生み出すエンジンになろう"をキーワードにブランディングを推進している。
②価値観の共有=言葉の定義
コミュニケーションギャップが発生するのは定義が曖昧だからであり、1つひとつの言葉をしっかり定義していくことを大切にしている。社内で用いる言葉は300程度、定義化している。
コミュニケーションギャップが発生するのは定義が曖昧だからであり、1つひとつの言葉をしっかり定義していくことを大切にしている。社内で用いる言葉は300程度、定義化している。
重点ブランドとは信用であり、一貫性!
最後に具現化するのは社員である
共通の「道具」「言語」による「認識の一致」のために、価値観共有の勉強会を何年も続けている。様々な事業分野において社員1人ひとりがいい経営者、いい事業部⾧、いい社員としての行動を徹底することで、ブランドは磨かれていく。
Voice 参加者の声
物流センター内で自社開発の機器やソフトが縦横無尽に稼働しており、小さな工夫の積み重ねが大差になることを実感した。
物流業・社⾧
ブランド力向上は社員全体の一貫性と言行一致があって初めて実現できるものと分かった。2社とも考え方は共通していた。
包装業・取締役
グループワーク
第3回目は、「ヒト」をキーワードに、"採用"や"M&A"、"RPAによる自動化"についてゲストをお招きして仙台にて開催致します。