2019.08.30

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2019.07.11 Thu
2019.07.12 Fri

DOMAIN&FUNCTION

戦略ロジスティクス
研究会

REPORT
日目

07.11 Thu

採用に強い物流企業!物流ブランディングの取り組み

ご講義株式会社丸山運送
代表取締役三浦 一夫 氏 執行役員橋浦 光 氏
学びのPOINT

①採用ファースト戦略を掲げる。「ヒト・モノ・カネ」から「ヒト・ヒト・ヒト」の時代へ環境が変化、未来組織図実現の為、新卒採用と教育を最優先順位に掲げる。新卒社員向け教育システムを採用活動のブランドに!
②業界イメージを変える為に、率先してインナーブランディングに取組む、新卒採用の場面では、入社1年、2年目社員が深く関わることで、その社風を感じてもらっている。また、入社1年目の社員でも活躍出来るビジネスモデルを作ることに力点を置いている。
③会社や仕事は皆で良くしていくもの、任せる部分は極力任せ、全社員が経営に参加することで主体性が生まれ社員満足も上がる、全員で経営を楽しむという発想。
④ほめることを基軸とした、社風に変えている。ほめる達人協会・仙台支部運営会社として「ほめ達検定」を全社員に取得させている。
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KPI売上高ブランディング投資比率1%!

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物流業界のマイナスイメージから脱却するために、意識的なブランディングへの投資に力を入れる。ビジネスモデルの進化を含め脱業界を図る。
日目

07.11 Thu

M&Aによる拡大戦略とスピード成長実現のグループ経営

ご講義磐栄ホールディングス株式会社
代表取締役村田 裕之 氏 執行役員花﨑 恵多 氏
学びのPOINT

①M&Aにより4年間で拠点数は5⇒47拠点、車両は270台⇒1,273台、社員数210名⇒約1,500名、
そして年商は約20億円⇒約180億円の成果を挙げている。
②M&A戦略による成功のポイントは
・相手(売り手)の事業・人財を大切にする
・100点満点の会社は無い。共に改善する
・ただし、コンプライアンス遵守していること
③買収先の新社長は任期1年。まず、最優先することは"同乗指導や面談"など徹底的なコミュニケーションへの時間配分を通じて「本気で良くしようとする姿勢」を見せる事
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KPIM&A投資判断基準5年(他変動要素有)

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グループとして組織が大きくなる中で、社員は目標優先になるリスクがある。目的思考を浸透させる。同社は①社員の幸せ、②顧客満足度の向上、③社会貢献の実現の3点を伝え続けている。
懇親会の様子
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日目

07.12 Fri

RPAを活用したオペレーション改革!
"デジタルBPR "による新しい働き方

ご講義キューアンドエーワークス株式会社
西日本事業部部長奥西 佑太 氏
学びのPOINT

➀RPAの適用事例
・人に代わりRPA(デジタルレイバー)が
定型業務を代行する。
・銀行、役所、製造業、大学、病院などで
事例多数。
②RPAの将来像
・業務の簡素化(手作業)→デジタル化(RPA化)→AI活用(完全自動化)
*BPR(業務の棚卸)が成功ポイント
*RPAを活用して、どう効果を出すかがポイント
③RPA導入のポイント
・人よりも高速で処理を行い、作業時間を短縮、ミスがなくなり品質向上。
・働く×喜び:従業員をより付加価値の高い業務へ移行させる事が出来る。
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KPIRPA活用による生産性アップ

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「RPA」を活用してどう効果を上げるか・・・・という考え方が大切。
導入後、社員の付加価値作業率が
大幅に向上
Voice 参加者の声
磐栄HD(株)のM&A戦略、社長人材育成等の考え方が非常に興味深かった。もう少し、じっくりと話を聞きたかった。
運送会社・社長
(株)丸山運送さんの採用ブランディングの取り組みが独特で面白かった。また、若い人にどんどん任せて成長させている会社。
運送会社・社長
自社でもRPAの取り組みを検討しているが、非常に参考になった。一気にRPAの活用や取り組みが進むと感じた。
運送会社・部長
1・2日目

07.11/12

中堅・中小企業が取り組むべき採用具体策

講義・
ディスカッション
株式会社タナベ経営
部長代理湯山 卓
学びのPOINT

①カネがなくて出来ないからヒトがいなくて出来ない時代に変化している。
②採用における中小企業の重点はインターンシップの攻略にある。
③採用力を"磨く"為の第一ボタンは経営陣の判断からすべてが始まる。
④物流における採用キーワード「"稼ぐ"から"物流インフラ"へ」金を稼ぎたいDr.を採ることが困難な時代であり、物流インフラを支えることに使命感のある若者Dr.を育てるトレンドにある。
※新卒志望業界10位:物流・倉庫業
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数字でおさえる中小企業の求人倍率は8.62倍!*社員数(~300人未満)

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昨年9.91倍から数年ぶりに減少。新卒採用難を理由に新卒求人総数を減らしている企業が増えてきており、採用2極化が表面化してきていると考えられる。
コンサルタンツ・アイ
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エンゲージメントを高める5つの視点
1.組織の役割に対しての理解を深める
2.人間関係への理解を深める
3.仕事・会社に対する理解を深める
4.家族に対する配慮の理解を深める
5.自身の成長への理解を深める
<エンゲージメントとは>

社員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」を表すものと解釈されるが、より踏み込んだ考え方としては、「個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう関係」のことを指す
NEXT TIME

第4回目は、8月29日(木)・30日(金)九州開催
テーマは、組織活性化となります