2019.10.07

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2019.08.29 Thu
2019.08.30 Fri

DOMAIN&FUNCTION

Web・デジタルビジネス
研究会

REPORT
日目

08.29 Thu

AIファースト推進企業が実践する攻めのAI、守りのAI

講義株式会社 プロトソリューション
システムソリューション部門 執行役員比屋根 徹 氏
学びのPOINT

1.AI活用最新事例の紹介
(1)言語AI、画像AI、推論AIによる認識・分析・予測の精度の高さの再確認
(2)AIの画像誤認識率は人間より低く、生産性を飛躍的に向上させる
2.AIを活用するために取り組むこと
(1)既存サービスを守ることだけでなく、新しいサービスを創造する攻めと守りが必要
(2)AI活用の為のデータ収集目安は1万件。優先順位は画像>言語>推論
3.CTOを設置する
(1)IT投資を戦略的に進めるためには、CTO等の専任部署・人材が必要
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ポイントAI活用による作業生産性の向上は確実

Voice 参加者の声
CTOの具体的な人物像と採用の仕方について知ることが出来てよかった。デジタル専門人材について、社内で育成していることも勉強になった。

卸売業

AIにできることの可能性を改めて感じた。業務改善、作業効率という入口から守りの体制を整え、攻めに力を注ぐ部分にもAIを取り入れるというところは大変興味深かった。攻めのAIに向けてデータ収集から始めたい。

製造業

AI活用の為には1万件以上のデータ収集が必要。また、IT投資を戦略的に進めるためには、デジタル戦略の統制を行うCTOが必要。質疑応答では、CTO人材の採用・育成方法について意見交換を実施
日目

08.30 Fri

沖縄の1次産業と観光産業の課題解決へ向けたICT活用

講義沖縄セルラーアグリ&マルシェ株式会社
代表取締役社長國吉 博樹 氏
学びのPOINT

1.スマート農業
(1)ITを駆使し、沖縄の社会課題である、農業分野の高齢化と低所得を解消
(2)植物工場で夏場に野菜がつくれない、台風に弱い、後継者不足と高齢化を解決
2.スマート観光
(1)沖縄観光の課題をICT(IoT)×観光+EC+ビッグデータ活用で解決
(2)ビッグデータでSociety5.0の沖縄観光プラットフォームを構築
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ポイント沖縄の社会課題解決型(Society5.0)事業モデルを構築

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オープンイノベーションで産官学が連携し、沖縄の社会課題解決型(Society5.0)の事業モデルを構築。2017年には地域未来牽引企業にも選出
Voice 参加者の声
新規事業の選択の時点から沖縄の既存の産業のジャマをしないことや、葉野菜不足という具体的な問題を現実的に解決されている姿に感銘を受けた。
製造業
通信を最大限活用した新規事業の取り組みについて理解できた。
ビッグデータ活用・プラットフォームビジネスのメリットを理解できた。
製造業
懇親会の様子
NEXT TIME

第5回目は、株式会社ヤマコー様の「RFM分析を活用した攻めのIT戦略」、パワープランニング様の「デジタルトレンドに即したEC活用術」を学びます