2020.11.19

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2020.10.07 Wed
2020.10.08 Thu

DOMAIN&FUNCTION

ナンバーワンブランド
研究会

REPORT
日目

10.07 Wed

個を追求した働き方改革×ブランディング

講義サイボウズ株式会社
コーポレートブランディング部 部長大槻 幸夫 氏
学びのPOINT

①働き方「開拓」の制度
会社都合の「公平」ではなく個人の「幸福」を重視し、働き方の制度を増やしたことで、一人一人にあった自由の高い働き方を実現している。
②オープンで公明正大な風土づくり
会社内でのコミュニケーションをオープンにし、全社員で共有することで、心理的安全性が担保され、活発な組織となった。
③ストーリーで知ってもらう
外部へのブランドの発信は、ブランドの価値をストーリーに落とし込み、共感を得た。
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ポイントサイボウズ流インナーブランディングで
離職率28%→4%を実現!

Voice 参加者の声
日々大事だと思っていたが実践できていなかったことを実践された事例をお話いただき、背中を押されたようでした。
製造業
働き方を社員目線で社員の幸せを中心に考える、そこからブランド・会社の理念へと浸透させるという発想に気付かされました。
製造業
働き方の考え方を「画一性」から一人一人に合わせる「多様性」へシフトしたことで、「公平」ではなく、社員の「幸福」を満たす制度で、社員の離職率を大幅に低下させた。
日目

10.07 Wed

徹底した「社内巻き込み型」のインナーブランディング

講義株式会社LIFULL(ライフル)
クリエイティブ本部 未来デザイン推進U ユニット長
木村 紗希 氏
学びのPOINT

①「心理的安全性」の構築
匿名のアンケートの実施や1対1・少数対少数での対話を多く設けることで社員が声の上げやすい風土を形成している。
②言語化⇔デザイン
ブランドの「根っこ」を一言一句にまでこだわって言語化、誰にでも理解できる内容に落とし込む。また、言葉とデザインをセットで考えることで、視覚的に分かりやすくしている。
③ビジョンと日常業務の接続
ビジョン作成の際に「check」のステップを設け、KPI・提供価値とビジョン・経営理念の繋がりを明確にしている。
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ポイント社員全員がビジョンを自分ゴト化!
ブランドに統一感が生まれる

Voice 参加者の声
インナーブランディングを行う上で、社員の共有・共感・巻き込み方が非常に参考になった。
製造業
社員が理解するための「言語化とビジュアライズ」は早速検討していきたい。
製造業
「経営理念と日常業務」の接続を作成の段階で行うことで、社員への納得感とブランドの一貫性が生む。社内を巻き込むことがグループ経営でのブランディングの強み。
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Zoom講義の様子821_04.jpg
日目

10.08 Thu

「デザイン」を利用した視覚的コミュニケーションの真髄

講義株式会社サイバーエージェント
ゲーム・エンターテイメント事業部 PRデザイン室 室長
青山 文吾 氏
学びのPOINT

①クリエイティブへのこだわり
言語では伝えきれないメッセージの真意をデザインを通し浸透させる。ロゴ・ポスター・グッズと状況に合わせたデザインの利用でインナーブランディングを効率よく行う。
②思わず見とれるユニークな発信方法
インパクトのある発信で社員の目を引かせ、創造力を掻き立てる。明日は何があるのだろうかと社員のモチベーションを高める効果もある。
③当事者意識の醸成
社内発信物には社員が出演。「自分たちの組織は自分たちで作る」という高い当事者意識が醸成される。
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ポイントメッセージは手を替え、品を替え
根気よく伝える

Voice 参加者の声
経営メッセージを伝達する方法の一つとして、ビジュアル(視覚)のデザインの活用の有効性を学んだ。
製造業
会社のブランディングを主とする部署がある。業務の延長としてブランディングを行っているのとは違う観点だった。
卸売業
ブランディングは1日にしてならず。インナーブランディングを地道に実施していくことで着実に組織のカルチャーとして会社に根づいていく。社員に高い当事者意識を持ってもらうことが重要。
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まとめ講義の様子821_07.jpg
NEXT TIME

第2回目は、『くりーむパン』に専門特化し「スイーツパン」という新市場を切り開いた「株式会社八天堂様」と、「SATAKE」が精米工場を意味する言葉として使われる国も存在するほど広く知られる「株式会社サタケ様」へご講演に伺います!