2020.12.07

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2020.11.12 Thu

DOMAIN&FUNCTION

食品・商品開発
スタンダード研究会

REPORT
講演

11.12 Thu

女性の心を掴むマーケティング戦略

講師株式会社ダブルコレクション(ウーマンズ)
代表取締役阿部 エリナ 氏
学びのPOINT

①多様化している女性消費者像を正確に捉えるために、消費動向・価値観・コミュニティ・ニーズなどの要素から「ライフコース」をセグメンテーションする必要がある。
②ライフコースは中間層で20分類、富裕層で8分類にのぼり、ライフコースによって違う価値観を理解し、商品設計・販促戦略を考えることが重要である。
③女性をターゲットに商品開発を行う場合は川上から川下まで、1本化した女性目線を取り入れることが大切。
川下から女性目線を取り入れても川上の段階で問題があった場合、すべての工程が無駄になってしまう可能性がある。

KPI急速に変化する価値観に対して、
ライフコースに合わせた
ターゲティングを実施する

1人100色とまで呼ばれている市場では、ターゲティングが、その後の商品戦略・販売戦略に大きく影響を及ぼす。
ライフコースに合わせたターゲティングを行う事で、混沌化された女性市場に的確にアプローチする事が出来る。
講演

11.12 Thu

新しい価値を創りだすマルトモの商品開発

講師マルトモ株式会社
常務取締役 マーケティング本部長土居 幹治 氏
学びのPOINT

①食品企業における価値はブランド+レシピであり、会社として社員が自身の仕事について、必ずどちらかに寄与しているかを意識させる事を徹底している。
②かつお節の価値を大きく「Science」「Art」「Design」「Engineering」の4つに分類して考え、商品開発戦略として展開。味覚センサーは取引先へだしのコンサルを提案する際の数値的なエビデンスとしても活用。
③"プレ節"という脱コモディティ化戦略を実施。
レシピをブランド化することで、競合の多いかつお節業界で独自の地位を確立した。

KPIニーズ・シーズ・ウォンツを
的確に捉え、技術や戦略に落とし込む!

食品企業の価値として「ブランド」+「レシピ」を掲げ、どうすれば消費者の中でだしの価値が最大化されるか、かつお節の4つの価値をベースに追究。
ニーズ・シーズ・ウォンツに焦点をおいた戦略構築で新商品を成功に導く。
Voice 参加者の声
社会に出てからの働き方においても、現実的に男性よりも女性の方が多種多様な生き方をしていると言う部分も今後の商品開発に活かして行けると感じました。
食品メーカー・開発担当
一般スーパーへの単品取り扱いだけではなく、惣菜の原料や外食チェーンなど提案先が幅広いことを知り、取引先に合わせた提案力が必要だと感じました。
食品メーカー・開発担当
Zoom講義の様子