2020.12.07

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2020.11.12 Thu
2020.11.13 Fri

DOMAIN&FUNCTION

ライフスタイルビジネス研究会

REPORT
講演

11.12 Thu

"ブランド価値再定義×DX戦略でファッションテック企業を目指す"

講師株式会社コックス
代表取締役社長寺脇 栄一 氏
学びのPOINT

①環境を踏まえブランド提供価値を再定義
デジタル化・人口動態変化等の潮流を踏まえ、店舗主体・郊外型のファミリーブランドから、EC主体・駅立地のカップルブランドへ転身。ポジショニングを刷新し収益構造改革を図る。
②DXを前提にバリューチェーンを再構築
ECサイト・AI・RFID等を活用した商品戦略強化に加え、BIツールを活用したオペレーション改善を実施。バリューチェーンのコア部分をデジタルに置き換え最適化することで、攻めと守りの両面を強化していく。
③意思決定スピード化でいち早く新市場開拓
コロナ禍を踏まえファッションマスク専門の新業態をどのライバル企業よりも先に開店。現場の声を聞き入れ迅速に意思決定することで環境変化に素早く対応。この取り組みをモデル事例として、全社的に新たな取り組みを推進していくことで、イノベーションの継続化を目指す。
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KPI2030年ビジョンに向けて
SPA化を推進することで独自性を担保し
競争に負けないモノづくりを実現

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ブランドの再定義×DXによる経営の加速化を通し、2030年をターゲットに
①事業領域の転換②EC型への転換③ヘルス&ウェルネス分野伸長を目指す。
講演

11.13 Fri

廃棄ゼロの実現によりサスティナブルな世界を目指す

講師株式会社shoichi
代表取締役山本 昌一 氏
学びのPOINT

①業界課題を解決するビジネスモデル
ブランド毀損をしたくないがサスティナブルな企業でありたいという課題を解決するビジネスモデルを構築。最大の提供価値を「安全」と設定し、販売方法を確立している事が業界で選ばれる最大のポイントである。
②不良在庫に新たな価値を見出す事業戦略
「競合他社と違う事をしないと生き残れない。他社がしない事をしなくてはいけない」を信念とし、ブランド毀損をしないニーズに応じた商品仕分け(タグ付け替え等)、販売販路の多様化(海外自社店舗出店、地域百貨店との協業等)を実現している。
③サスティナブルな企業を実現する取組
エシカルな取組として廃棄ウール商品を100%リサイクルしたニットの開発など廃棄商品、材料を元に商品開発を行いサスティナブルな事業拡大を進めている。またCSRとして利益の一部を孤児院や日本語学校に寄付している「TASUKEAI PROJECT」も実施している。
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KPIアパレル・ファッション領域で
NO.1を実現し、
ライフスタイル領域への展開拡大へ

Ethical・CSRの取組
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海外販売のビジネスフロー
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中小企業が生き残っていくには他社がやっていない、やっていない事をやる事が大切。自社の強み・持ち味を磨き、市場競争力を上げる事が収益性向上につながる。