2020.05.19

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2019.12.19 Thu

DOMAIN&FUNCTION

人事研究会

REPORT

12.19 Thu

Well-Being Management 企業経営で一番大事なこと

講義慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長
前野 隆司 氏
学びのPOINT

①社員の幸福度が高ければ、創造性が3倍、生産性が30%向上するという研究がある。
働き方改革は、強制的な取り組みだと社員にやらされ感がある。幸せを追求し、自発的に生産性を上げていくことが、本来の働き方改革の姿である。
②幸せを高めるための要素は4つの因子で構成されており、やってみよう因子・ありがとう因子・なんとかなる因子・ありのまま因子という。これらを高めることが、社員の幸福感を高め、イノベーションの源となる。
③まずは自社で4つの因子のうち、どの因子を満たしているか、足りないかを把握することが必要である。
そこから対策を検討し、改善アイデアを実行していくことで、社員の幸せを高めていくことができる。
※下図「ワーク参考」参照

Key word社員の幸せを高めていくことが
企業経営において一番重要である

生産性・創造性の向上は重要だが、より大切なのは企業に人が居続けられること。社員が幸せに働くことができれば、どのようなときでも社員が在籍し、企業が存続するのである。

12.19 Thu

働き方改革関連法案に伴い、中堅・中小企業が取り組むべき対応

講義社会保険労務士法人 石山事務所
執行役員松原 熙隆 氏
学びのPOINT

①過去の労務関連の法改正や働き方改革関連法施行に対して、内容を理解し、就業規則やその他各種規程の見直しと、業務の見直しを含めた適切な運用が求められている。
②有休5日消化義務、時間外労働上限規制、同一労働同一賃金などの対応は、従業員の満足度に大いに関わる。最も重視すべきは従業員が働きやすい環境をつくることである。各種関連法の対応スケジュールにとらわれず、早めに対応していくことも大事である。
③法的義務がないことへも企業として対応していくことが今後より重要となり、結果として従業員の働きやすさ、満足度につながる。

Key word法的義務にとらわれず、
想定される労務リスクに
対応していくことが従業員の満足度を高める

働き方改革にあたっては、就業規則の見直しだけでなく、業務の見直しを含めた適切かつ最適な運用が求められる。「法的義務だから」ではなく、「従業員の満足度を高めていくため」に働き方改革に対応していく。
Voice 参加者の声
【前野教授ご講演】
幸せの因子はイノベーションの因子でもあるということを聞いて、小さなことからでもまず始めてみようと思った。
卸売業・リーダー
【前野教授ご講演】
満足度と幸福度との違いを改めて認識した。働き方改革の中、自社の取り組みがやらされ感になっていないか見直す機会となった。
販売業・社長
【石山事務所様ご講演】
法改正の概要については、把握していたが、改めて細部の内容を聞いて、より理解を深めることができた。

建設業・課長
【石山事務所様ご講演】
できている点、できていない点があるので、整理して着実に進めていきたい。同一賃金同一労働についても今後検討したい。
不動産業・課長
NEXT TIME

第3回は、1/29(水)・1/30(木)沖縄開催!
①株式会社 コーカサス 様
②e-no 株式会社 様