2021.11.11

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2021.07.05 Mon

DOMAIN&FUNCTION

『成長M&A』実践研究会

REPORT
講演

07.05 Mon

中小企業支援プラットフォームを活用した
M&A・ホールディング経営

講師株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス
取締役 CFO安東 俊 氏
学びのPOINT

1.中小企業支援プラットフォーム
(1)グループ会社を「機能別に統括」することで「相互補完・相互成長」を図る仕組み
(2)食品の製造・販売を行う中小企業のM&Aに特化することで、食品のM&Aに関与するどのプレイヤーとも競合しない
(3)後継者不在企業が増加する中、当社は中小食品企業のM&Aにおいて多数のノウハウと実績を有する
2.シナジー効果の創出
(1)グループの中で最も能力の高い人がHDの執行役員に就任し、各機能の責任者へ
(2)HDに集約できる業務のみを集約(割り切り)
(3)合理化だけでなく、従業員のモチベーションや帰属会社への誇りなど、人の心の面も重要視する

KPI業界に特化し、社会課題を解決しながら
グループ規模を拡大
事業承継問題の受け皿×
中小食品企業に特化×
売却目的でない安心感

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07.05 Mon

M&Aを活用した成長戦略

講義株式会社ココカラファイン
取締役副社長 管理本部長 経営戦略室担当山本 剛 氏
学びのPOINT

①M&Aによりドラッグストア店舗数を拡大し、全国のポートフォリオを拡充。理念に基づき、M&Aを活用する。
②既存事業を軸に周辺事業を拡大し、健康事業領域を展開。
既存事業を深堀し、社会的使命を全うするために、M&Aを検討する。
③グループ経営目標を定性・定量面で設定し、アジア領域でのNo1を目指し、マーケティングの未来創造企業へと発展していく。
④理念に基づいたM&Aを実行していく。
M&Aを検討する際にマニュアルを作成し、活用していく。
M&Aは手段であるため、手段の目的化にならないよう、M&Aのディール専任の人材を固定せず、JOBローテーションの一環として取り組んでいる。

KPI成長戦略
「ヘルスケアネットワークの構築×M&A活用」

M&A実行のポイントとして、経営理念を軸にM&A方針を設定する必要がある。
M&Aのマニュアル等を整備し、基準を明確にしてM&Aに臨む。
Voice 参加者の声
業績を伸ばす、事業分野・機能を増やす上でM&Aは必須であることを実感した。また、M&Aは慎重に進める必要があることが参考になった。
経営理念に基づいてM&A方針を決定し、対象企業の選定を行うことの重要性を感じた。
リスク管理上の想定項目も考えておく必要がある。
ココカラファインの軌跡
NEXT TIME

第3期、M&A研究会でお会いしましょう。ぜひご参加いただければと存じます。