2021.12.02

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2021.12.02 Thu
2021.12.03 Fri

DOMAIN&FUNCTION

アグリサポート
研究会

REPORT

12.02 Thu

井上誠耕園の世界へ羽ばたく事業展開

視察・講義農業法人 有限会社井上誠耕園
園主井上 智博 氏
学びのPOINT

1.志
(1)小豆島には東京ドーム300個分の無益地がある
(2)一次産業の活性化によって小豆島が日本の農業を元気にする!
2.収益モデル
(1)農業経営における付加価値創造には6次産業化が必要
(2)経常利益10%のビジネスモデル
商品開発(製造加工)、ブランディング、通信販売
3.今後のビジョン
(1)自社農園の全国展開(ISFグループ)
(2)全国農家とのネットワーク、M&Aによる拡大
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ココがスゴイ!経常利益10%の6次産業化ビジネスモデル
商品開発(製造加工)・
ブランディング・通信販売

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小規模農家はセリ順も最後で、ブランド産地には全くかなわない。利益を得るには3次産業までやらなければと6次産業モデルへ展開。
当初280件だったお客様に丁寧に向き合うことでリピートが増え4000件に拡大、現在は顧客数200万人(80%が通販顧客)

12.03 Fri

土壌にこだわり、商品ブランドにこだわる徹底!

視察・講義さんわ農夢株式会社
取締役大橋 正幸 氏
学びのPOINT

1.徹底したこだわり
香川大学との共同研究で、サツマイモを作るため、竹を使った自社独自の堆肥で最適な土作り
2.連携
各支援機関との連携:行政を始め、目的別に各支援機関と連携する
3.田んぼ生まれのブランドさつま芋
(1)ブランドさつま芋(弘法の恵・夢の芋)
香川県独自の物語が付き、商標登録
(2)熟成施設(四国初のキュアリング室、貯蔵室)は未来投資
(3)加工商品:規格外商品(廃棄処分を無くす)を無くす加工・ペースト開発
4.差別化
単なる商品ではなく、付加価値を高める商品を作る
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Key Word農業は儲けなければならない。
そのためには、
加工・六次化産業として展開する。

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経営理念:『徹底した土作りにより、消費者の求める安心でおいしい農産物を生産・供給することを目指す』とあるように建設業から農業に参入し、さんわ農夢様は土壌だけでなく、商品、糖度、パッケージ、廃棄なしにこだわりを持ち、加工・六次化を展開している。
視察風景
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NEXT TIME

次回は新年1月沖縄県開催になります。沖縄セルラー アグリ&マルシェ株式会社様、株式会社EMウェルネスリゾート様の2社から先端技術導入、事業展開を学ぶ予定です。