第4回
2021.04.21 Wed
2021.04.22 Thu
DOMAIN&FUNCTION
建設ソリューション
成長戦略研究会
REPORT
1日目
04.21 Wed
垂直統合・ワンストップ型の事業多角化
講義株式会社 タカカツホールディングス
会長 髙橋 勝行 氏
社長 髙橋 勝典 氏
取締役鈴木 義人 氏
会長 髙橋 勝行 氏
社長 髙橋 勝典 氏
取締役鈴木 義人 氏
学びのPOINT
(1) 建材卸の会社が、
客先と同業の住宅事業に進出!?
建材卸を主とする会社が、自社の客先である地場工務店とバッティングする住宅事業を展開。その背景には、「大口顧客も、自社の未来を保証してはくれない」という危機感と覚悟があった。
客先と同業の住宅事業に進出!?
建材卸を主とする会社が、自社の客先である地場工務店とバッティングする住宅事業を展開。その背景には、「大口顧客も、自社の未来を保証してはくれない」という危機感と覚悟があった。
(2) 数ある事業会社の経営の根幹は、
「グループ理念」にあり
建材卸、製造、住宅、リフォーム、不動産と、業態も異なる事業会社を9社展開。しかしどの会社も、グループ理念を根幹として経営している。だから、垂直統合型・ワンストップ事業展開が可能になる。
「グループ理念」にあり
建材卸、製造、住宅、リフォーム、不動産と、業態も異なる事業会社を9社展開。しかしどの会社も、グループ理念を根幹として経営している。だから、垂直統合型・ワンストップ事業展開が可能になる。
KPIホームセンター事業の譲渡で
グループ売上は半減。
事業モデルを再構築し、
わずか５年で元の売上規模に。
「住まいと暮らし」の事業領域を、「住まい」に特化。ホームセンター事業の譲渡はその象徴的な取組みだったが、グループ売上は半減。県産材活用・地産地消の「垂直統合型・ワンストップ事業展開」の実現を目指し、わずか5年で売上規模をもとの水準に戻した。Voice 参加者の声
地域・森を守る、地産地消・地域創生の理念に感銘を受けた。垂直統合モデル、事業多角化の動きも参考になった。
グループ経営を実現するプロセス、地域貢献への強い意志、「社員が一番大事」と考える経営姿勢が勉強になった。
2日目
04.22 Thu
輸入住宅会社が取り組む「木造ゼネコン」事業
講義セルコホーム株式会社
取締役事業部長川村 勝範 氏
取締役開発部長佐藤 正文 氏
取締役事業部長川村 勝範 氏
取締役開発部長佐藤 正文 氏
学びのPOINT
(1) 輸入住宅のトップビルダーが、
非住宅木造建築事業を加速
高気密・高断熱の輸入住宅を基幹事業とし、1996年以降、累計2万5千戸の実績。現在は全国64の加盟店を持つフランチャイザーとして展開。近年は2×6工法をベースにしたハイブリッド工法、短工期(ファストビルド)を強みに非住宅分野を強化。
非住宅木造建築事業を加速
高気密・高断熱の輸入住宅を基幹事業とし、1996年以降、累計2万5千戸の実績。現在は全国64の加盟店を持つフランチャイザーとして展開。近年は2×6工法をベースにしたハイブリッド工法、短工期(ファストビルド)を強みに非住宅分野を強化。
(2) 「設計・積算、材・工を提供」する
ワンストップサービスを展開
FC加盟店へは「設計・構造計算・材料・職人」までを提供。提携工場による材料提供とともに、職人不足に悩む加盟店へ人の面でも手厚いサポートを行う。
ワンストップサービスを展開
FC加盟店へは「設計・構造計算・材料・職人」までを提供。提携工場による材料提供とともに、職人不足に悩む加盟店へ人の面でも手厚いサポートを行う。
KPI住宅会社が、非住宅(木造ゼネコン)事業を
立ち上げ、わずか5年で15億円の売上規模を実現
事業立ち上げから5年で、売上15億円の規模を実現できた背景は、「国産材活用の促進」という時流に加え、「海外の工法研究」、
「住宅FC加盟店という販路の活用」という、基幹事業(輸入住宅事業)で培ったノウハウがある。
Voice 参加者の声
木造ハイブリッド化への挑戦、加盟店向けの木造非住宅事業への支援内容は、特に参考になった。
木造非住宅の様々な工法を知ることができて、とても勉強になった。
第5回 2021年6月16日(水)～6月17日(木)
・坂井建設 株式会社 代表取締役社長 坂井 重栄 氏
・小柳建設 株式会社 代表取締役社長 小柳 卓蔵 氏