第4回
2021.03.17 Wed
2021.03.18 Thu
DOMAIN&FUNCTION
食品成長戦略研究会
REPORT
１日目
03.17 Wed
沖縄で、そして世界で
視察＆講義オリオンビール株式会社
取締役専務執行役員CMO吹田 龍平太 氏
取締役専務執行役員CMO吹田 龍平太 氏
学びのPOINT
①沖縄という土地ならではのユニークさを商品に反映し、沖縄クラフトを追求することが自社のブランディングに繋がる
②若者の酒離れという逆境にあえて、若年層をターゲットにした商品を投下することで新しい飲酒トレンド、そしてイニシアティブを取れる市場を創造する
③沖縄ブランドを突き詰め、中長期的視点から段階的な戦略を計画することで世界に通用するブランドへと成長させる
KPI「沖縄クラフト」ブランディング
沖縄産原料を使用することを製品特徴とし、「沖縄感」を追求することが差別化、高付加価値化に繋がる
その過程で地産地消の社会貢献にも寄与
その過程で地産地消の社会貢献にも寄与
２日目
03.18 Thu
「農」を起点に、沖縄から世界への展開
視察＆講義農業生産法人 株式会社熱帯資源植物研究所
代表取締役名護 健 氏
代表取締役名護 健 氏
学びのPOINT
①「農」を起点に、人と自然が共生する社会の創造に貢献する」という経営理念に基づき事業を再定義。環境を配慮した6次化事業への展開と商品開発・販売を行っている
②農業と6次産業化の意義。沖縄農業が抱える課題を解決し、付加価値を創造する仕組みづくり。お客様と関係性を構築するCRM
③沖縄から世界への展開と戦略。国内では小売店向けの卸販売と通信販売を軸に展開。海外ではヨーロッパ、中国へ拡販。特に年々拡大をしている中国市場へ参入
KPI顧客生涯価値（LTV）を重視
「農」を起点に、環境に配慮した6次化事業を展開している。農業の課題を解決しながら自社で農作物をつくっている。その原料を基に付加価値の高い商品をつくり信頼関係のあるお客様へ販売している
Voice 参加者の声
大手が跋扈するビール業界において、自社の立ち位置と強みを見つめなおしながら新たな戦略を立てていく考え方が参考になりました。
食品メーカー・社長
名護様の詳細な自己紹介は、同じ事業承継者として共感する部分がありました。また、視察においては、離れた場所から管理されているシステムは省人化という面で素晴らしいと思いました。
食品メーカー・取締役