2022.01.06

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2021.11.17 Wed

DOMAIN&FUNCTION

ホールディング経営
研究会

REPORT
講演

11.17 Wed

株式会社いずみホールディングスの
イノベーションとビジネスモデルの構築

講師株式会社いずみホールディングス
代表取締役社長泉 卓真 氏
学びのPOINT

(1)一事業一ブランドで展開することで、どのような会社なのか顧客・従業員に明確に伝える。
(2)縮小する国内マーケットにおいて業界No.1を目指す、シナジー効果を発揮するM&A戦略。
(3)新たなビジネスモデルを継続的に創出するプラットフォームとしてのホールディングス。イノベーションはHDが担い、事業会社にとっての無料コンサルタントとして事業を支援する。
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KPI食品流通のOSを創り、新しいインフラで、
世界中に豊かさを届ける

5年ごとにビジネスモデルを進化させる
単体事業の寿命は今後短くなり、5年ごとにビジネスモデルを進化させなければ市場から退出を余儀なくされると予測する。業界の常識や既成概念を打破し、グループ経営を推進。
業界No.1を目指すM&A戦略
縮小する国内市場に対し、地域No.1ポジションを確保。さらに地域No.2企業をM&Aし、地域のマーケットを席巻。規模の経済・シナジー効果を発揮した。また、グループ経営の管理システムと仕組みを構築し、M&A先へ最大限の権限を移譲。グループ経営者主導のもと遠心力を発揮している。
■一事業会社 一ブランドのメリット

①顧客・従業員にとって何をしている会社なのか明確でわかりやすい
②専門性の向上
③経営者を目指せるキャリアによる従業員のモチベーションアップ

講演

11.17 Wed

グループ価値領域の最大化に向けたコングロマリット戦略

講師ゼビオホールディングス株式会社
執行役員中村 和彦 氏
学びのPOINT

(1)地域密着型店舗を実現するプラットフォーム型ホールディングス体制の構築。
(2)事業持株会社から純粋持株会社へ移行することで親会社の意識改革を推進。
(3)ホールディングスの投資家機能の発揮により、成長ステージの異なる事業ポートフォリオを実現するグループ経営組織の構築。
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KPI中核会社をハブとしたHD体制
リテール事業を支える事業支援機能

純粋持株会社化によるM&Aの推進
事業持株会社から純粋持株会社に移行することで、親会社と子会社の利害関係による障壁をなくす組織構造に。各事業会社を支えるホールディングスとしてグループ経営を推進。
コーポレート機能(事業会社)を横並び
コーポレート機能をひとつの事業会社(事業推進機能)としてリテール事業と横並びにすることで小さな本部・現場が主役の組織風土を醸成。
■ホールディングス化のメリット

①事業会社が対等な横並びになるため、M&A戦略が馴染みやすい。
②遠心力を活かした意思決定の迅速化
③成長ステージの異なる事業ポートフォリオの構築

Voice 参加者の声
ホールディングの目的やビジョンが明確であり、シンプルで分かりやすかった。今後ホールディングス化にあたり、目的やビジョンをしっかりと考えていきたい。
製造業・取締役
ホールディングスと事業会社の関係と経緯が自社の参考になりました。
アパレル業・社長
NEXT TIME

第3回目は、九州を世界に売り込む「株式会社一平ホールディングス」、収益不動産カンパニーから投資ソリューションカンパニーへと進化を支えるホールディング経営「株式会社ADワークスグループ」に講演頂きます。