第5回
2022.5.24 Tue
DOMAIN&FUNCTION
ホールディング経営研究会
戦略CFO研究会
REPORT
講演
05.24 Tue
経営に附帯する価値として考える税務対策 ホールディングにおける税務のポイント
講師テントゥーワン税理士法人
代表社員税理士・中小企業診断士前田 直樹 氏
代表社員税理士・中小企業診断士前田 直樹 氏
学びのPOINT
①事業承継・構造整理・危機回避、ホールディング化の真の目的を明確にすることが、税務リスクをヘッジするファーストステップ。
②ホールディング構築の初期段階で、事業会社とのキャッチボール(配当、賃料、報酬等)について、ルール化しておく。
③適格・非適格再編の別により、法人税や所得税へ影響。二次再編、三次再編を予定している場合は、支配関係の継続性にも留意。

KPIホールディング化の真の目的から
ストーリーとロジックを組立てる
HD設立は事業と既存法人をどこに配置するかで手法を考える
株式移転方式、会社分割方式等手法が複数あるが、事業上必要となる許認可や既存法人とステークホルダーの関係性を考慮し選択する。
株式移転方式、会社分割方式等手法が複数あるが、事業上必要となる許認可や既存法人とステークホルダーの関係性を考慮し選択する。
組織再編後3年間は注意
再編後3年間は、より評価額を抑制できる事業価値ではなく、財産価値での評価が適用される可能性がある。また、再編により移転した不動産は時価評価を求められる。
再編後3年間は、より評価額を抑制できる事業価値ではなく、財産価値での評価が適用される可能性がある。また、再編により移転した不動産は時価評価を求められる。

①ホールディングの活用で節税効果は期待できるが、目的に沿ったロジックと手段の選択が重要。
②経済合理性を求めた行為の結果としての節税効果と考える。
講演
05.24 Tue
松下幸之助流 グループ経営改革とグループ経営者・CFO育成
講師元松下電器産業 副社長CFO
川上 徹也 氏
川上 徹也 氏
学びのPOINT
①リーダーにとって大事な要素は心技体
技:専門技術。
体:体裁。表現力。
心:失敗を積み重ね自分自身で鍛える。
技:専門技術。
体:体裁。表現力。
心:失敗を積み重ね自分自身で鍛える。
②問題の核心に迫った改革をする。
③改革は、経営理念以外聖域を設けない。
④妥協しない。
時にはNOというパワーが必要である。
時にはNOというパワーが必要である。
⑤人を説得させるためには自分自身で腹落ちをさせてから提案する。
⑥成功とは、成功するまでやりとげること。

KPIリーダーとしての心構え
【リーダーの心得】
①仕事・商売を公事と心得る。
②すべて最終的に自分の責任と心得る。
③率先垂範する。
④人材育成を重要任務と心得、実践する。
⑤部下が働くのを邪魔しない。
⑥適正、実力に見合った仕事に取り組む。
⑦人情の機微に通じる。
⑧いざというときの覚悟を日頃からもつ。
⑨心配こそ生きがいと心得る。
⑩仕事を好きになる。
①仕事・商売を公事と心得る。
②すべて最終的に自分の責任と心得る。
③率先垂範する。
④人材育成を重要任務と心得、実践する。
⑤部下が働くのを邪魔しない。
⑥適正、実力に見合った仕事に取り組む。
⑦人情の機微に通じる。
⑧いざというときの覚悟を日頃からもつ。
⑨心配こそ生きがいと心得る。
⑩仕事を好きになる。

②本質的・中長期的・多面的な視点を持つ。
③事前の一策は事後の百策に勝る。
④My Storyをつくる。
Voice 参加者の声
HD化を進めているが、配当、報酬、賃料等について、税務面注意し取り決める必要があると大いに感じた。
製造業・取締役
税務対策を行うにあたり、考慮すべきリスクについて、よく理解することができた。
不動産業・取締役
第6回目のホールディングス経営研究会では、中小製造業を輝かせるホールディング経営「由紀ホールディングス株式会社」、新価値創出を促進する攻めるホールディング経営営「株式会社シンク・アイホールディングス」に講演いただきます。