2022.05.11

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2022.02.24 Thu

DOMAIN&FUNCTION

ヘルスケアビジネス
成長戦略研究会

REPORT
講演

02.24 Thu

日本の医療技術を新たな組織形態で海外に展開!

講師医療法人社団KNI 北原国際病院
理事長北原 茂実 氏
学びのPOINT

①日本の医療課題の本質に迫る
コロナ禍で浮き彫りとなった医療業界が抱える課題解決に

コミュニティーのデザイン、心への回帰など北原国際病院グループの挑戦。
②ブルーゾーンをヒントにあるべき社会と医療の姿を描き、行動に起こす。
90歳を超えても元気に活躍する人の割合が高い国内外の"ブルーゾーン"を研究し、新たに確立した概念でストレスを感じにくいよりよい社会づくりに着手。
③モデル都市づくりを東日本から海外へ展開
「TOGETHER&ALONE」から「ALONE&TOGETHER」の世界へ※下記イメージ

KPI八王子モデルの実現で
人口60万人のブルーゾーンに挑戦!

スモールイズビューティフルの思想で心の問題をも解決する新時代の先駆的医療事業モデルの実現に挑む。この救世主的モデルは日本だけではなく世界の課題も解決する。

02.24 Thu

コロナ禍と医療イノベーションの国際比較

講義キャノングローバル戦略研究所
研究主幹松山 幸弘 氏
学びのPOINT

①日本の医療情報統制は最低評価
日本は公的保険者と国公立病院が共に中小規模でバラバラであり、情報の集約と活用が行われず、OECD「医療情報のガバナンスと活用」にて最低評価=組織カルチャーの課題。コロナ禍での病床切迫でガバナンスの弱さが露呈。
②海外にはデジタル化のモデル例が多数
豪州では全国民がPHRへ登録し、医療提供者は常時医療情報へアクセス可。カナダではコロナ以外の医療でも28%がオンライン診療化。米国ではカイザーとメイヨーが国を代表するIHNや病院を多数束ねる等、海外ではデジタル化が進む。
③日本版IHNの必要性
日本でもIntegrated Halthcare Networkの整備が必要。参画する医療機関への政府による保障がカギとなる。

成功の鍵行政主導による日本版IHNの立上げ

参画する民間の医療機関にも経済的メリットがもたらされるよう、行政が保障することが肝要。
Voice 参加者の声
日本の中の医療、世界から見た日本の医療、視点を変えるだけで大きな違いがあることに驚きました。また、日本医療の良い点・改善点もわかりやすくご説明頂き、とても参考になりました。
医療法人 経営幹部
ディスカッションの様子