2022.02.15

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2022.01.20 Thu
2022.01.21 Fri

DOMAIN&FUNCTION

ライフスタイルビジネス
研究会

REPORT
日目

01.20 Thu

~スマイルズの事業多角化の変遷~
やりたいことをやるという経営戦略

視察&講義株式会社スマイルズ
クリエイティブ本部長吉田 剛成 氏
学びのPOINT

①スマイルズの事業計画書に数値は記載しない。ノルマは発意を削ぐため、一人一人が考え行動する環境を作り上げる
故に「世の中の体温を上げる」という姿勢を変えず、"価値"にこだわり、自社事業に留まらず、他社のコンサルティングやプロデュースを手掛ける
②トレンドやマーケティングリサーチに頼らず、「自分が生活者だったら価値を感じるか」という目線を徹底。儲かるかどうかよりも、「自分たちがやりたいか」という意志と共感を判断軸として多岐にわたるコンサルティングを提供
③「生活価値の拡充」という企業理念は、日々の中に見落とされている当たり前のことに、新しい価値を見出し、それを丁寧に磨きあげて、ひとりでも多くの方にお届けしたい!という想いをこめて掲げている

KPI- 事業多角化のための三要素 -
①多種多様で"ポリバレント"な人材を求める
②命令。決裁。数値責任を無くす
③個人の得意から戦略を考える

「価値になりえるものは、大体なんでもやる」を念頭に置き、一人三役は当たり前、固定化を避け、常に流動的に動く組織がスマイルズ。業種・業界に得意がある訳ではなく、自社の価値観が顧客にとって"価値"になるのであれば積極的に携わる!
日目

01.21 Fri

地域オンリーワン建設業が実現する
新たなライフスタイル提案と地域貢献

視察&講義和建設株式会社
代表取締役中澤 陽一 氏
学びのPOINT

①少子高齢化の進むエリアで、優位性を高めるため"100の家族が居れば100の生活スタイルがある"を実現するために、オーダーメイド分譲マンション『BEWELL』を開発
②『暮らしのイメージチェックシート』(左下の添付画像)により、住宅購入希望者の潜在ニーズを顕在化させるとともに、夫婦それぞれの求める家のグラフ化が可能に
③地域貢献を軸に、街の賑わいを目的とした中心商店街へのマンション計画、ライフスタイル情報発信、レンタルスペースといった新たな事業を創造。それら全てはアフターコロナの対策にも繋がっている

KPI次世代人材がビジネスモデルを
生み出す仕組みで、高知・岡山で
"地域オンリーワン"を実現する

ビジネスモデルの提供だけではなく、過去の災害を教訓に、大きな地震が発生した際には、エントランスが自動で開く仕様、1階にスーパーマーケットを誘致する、などの命を守る取り組みも提供している
日目

01.21 Fri

~職人から一般客へ~
ワークマンのブランディング戦略

講義株式会社ワークマン
営業企画部兼広報部林 知幸 氏
学びのPOINT

①一般客強化を狙った「ワークマンプラス」、女性客を狙った「ワークマン女子」、従来の職人向け「ワークマン」いづれにおいても同じ商品を、「見せ方を変えて」売っている
(客層拡大戦略)
②データ経営による社内意識の変化、組織変革を実行。戦略推進のためにPOSデータなど各種データに基づく経営判断を実施
③アンバサダーマーケティングによるユーザーイノベーションとデジタルコミュニケーションで作業服の新用途開発(市場発見)とTVCMゼロのマーケティンを実現

KPI40人のアンバサダーによる
ユーザー目線でのライフスタイル発信
顧客体験価値(CX)の最大化がカギ

アンバサダーは5万人フォロワーのインフルエンサーよりも5,000人フォロワーの「ワークマンファン」をアンバサダーにする。
アンバサダーは、無償ながら、商品開発に携さわれるプライスレスな経験ができ、ワークマンは消費者目線のリアルなライフスタイル提案ができるWINWINの関係性を構築している。
Voice 参加者の声
アンバサダーマーケティングの話が新鮮で参考となった。
「自社には熱烈なファンがいるだろうか?」と考えさせられた
建設業・室長
同じアパレル業として、悩むポイントが同じであり、ワークマンは解決しており自社は解決していない点を痛感した。
卸売業、小売業・特命担当
NEXT TIME

第4回目は、ライフスタイルにイロドリとプラスの価値を提供し続ける
ファブレスメーカー「ライフオンプロダクツ株式会社」より講演いただきます!