Vol.41 西野学園

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2019年3月号

 

次世代を担うリーダー人材の育成に注力

 

2020年で創業55周年
「生きるための力」を醸成

 

幼稚園や専門学校などを展開する西野学園が、2020年に創業55周年を迎える。ベビーブームの到来で、幼児教育を行う施設が必要とされていた1965年、現理事長・前鼻英蔵氏の父に当たる前鼻時彦氏が、西野桜幼稚園(札幌市)を開園したのが同学園の始まりだ。その後、調理師高等専修学校の開校を経て、1982年に医療系専門学校へ進出。現在は札幌、函館を拠点に、医療福祉専門学校4校、幼稚園2園、学童保育1カ所を運営する。

 

創業以来、同学園は学生の「生きるための力」の醸成に一貫して取り組んできた。専門学校では2007年以降、「教育の質の向上」に向けて改革を実施。「わかる授業」を理念に掲げ、学生の立場に立った授業を行うために教授法の見直しを続けてきた。

 

一方、幼稚園は近年、定員オーバーが続いている。子育て世代の住むマンション、進学校への進学率が高い中学校と隣接するエリア特性に加え、自律・自立や集中力を養う「モンテッソーリ教育」を求める入園希望者の増加が主な要因だ。そのため両園とも全面改築を行い、2019年、2020年と相次いでクラスを増設。2園で合計約600人(従来比150人増)の園児受け入れ体制を整える。

 

そんな西野学園では今、職員の構成が従来から一変している。というのも、先代の時代から勤めた人材が続々と定年を迎えており、現在は勤続年数10年未満の職員が全体の6割を占める。

 

「将来を見据えたとき、これからの西野学園を担うリーダー人材を育て、組織力を向上させることが不可欠。特に中間管理職の成長は組織の地力であり、彼ら・彼女らを育てなければ、企業の成長はない」(前鼻氏)

 

 

「生きるための力」の醸成に一貫して取り組んできた西野学園。近年は「わかる授業」を追求し、教授法の見直しを図ってきた

「生きるための力」の醸成に一貫して取り組んできた西野学園。近年は「わかる授業」を追求し、教授法の見直しを図ってきた

 

 

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