vol.33 コタ × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2018年6月号
 
人材育成こそ美容室の成長のカギ
 
コタは美容室の人材育成にも力を入れている。その一例として、毎年11月から12月にかけての2カ月間、全国の取引先美容室を対象に、シャンプー、トリートメント、整髪料など同社製品の販売高を競う大会「コタ全国店販コンクール」を開催。参加者は楽しみながら売り上げやカウンセリング力、製品販売力、技術力を伸ばす機会に活用しているという。
 
上位入賞店にはハワイ旅行へご招待という褒賞付きだ。コンクール期間中、参加する美容室スタッフは共通のリストバンドを付け、「みんなでがんばろう」と一致団結して士気を高める。
 
そのほか、成績優秀な美容室が参加する「優秀サロン会」、旬報店システムにおいて目標を達成した美容室のみが参加できる「オール金賞サロン会」など、美容室スタッフの目標となる表彰イベントも開催。また、アシスタントスタッフを対象とした教育プログラムも充実している。来店客への提案力や接客力を競う「ロールプレイング大会」、スタイリストへの早期育成を行う教育プログラム「コタアカデミー」の開催などである。
 
人材が根幹となる当業界において、その差が美容室の発展、他店との差別化の鍵となる中、コタのこういった取り組みが多くの美容室の人材育成に一役買っているのは間違いない。「取引先美容室のオーナーさまからは、『コタと取引するようになって他の美容室との横のつながりが増えた』『旬報店システムや他の美容室との交流によって自分の店の居場所が分かり、店の指標になっている』などと評価をいただけています」とコタCS部CS課企画係主任・鎌倉美紀子氏は言う。
 
美容室軒数の増加による過当競争の激化、美容師人口の減少による採用難や後継者問題など、美容業界を取り巻く状況は厳しい。美容室経営者には今後、技術面だけでなく、経営面でのスキル向上が大きく問われることになる。
 
 
 

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