vol.35 ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2018年8月号
 
映画館で過ごす時間の価値は高まっている
 
 
日本の映画市場規模は米国・中国・英国に次ぐ世界4位の規模を誇る。一般社団法人日本映画製作者連盟のデータによると、2017年の日本国内の映画年間興行収入は2285億7200万円。歴代最高だった前年から微減(2.9%減)となったものの、集計方法を変更した2000年以降では2番目に大きい。国内の映画産業は安定しているようにも映るが、今後の映画の在り方はどのように変化していくのだろうか。
 
金子氏は「“最新映画は必ず映画館で見るもの”という常識はなくなるかもしれません。映画館での公開と同時に、自宅のパソコンやテレビでも見られるようになるのでは。実際、米国ではそうした動きがすでに始まっています」と見通しを示す。
 
半面、モバイル端末が普及し、いつでも誰とでもつながる時代だからこそ、映画館で過ごす時間の価値は高まっていると森本氏は話す。「今の時代、起きている間は携帯の電源を切ることのない人がほとんどです。だからこそ、映画に集中して過ごせる時間は特別。映画館でしばらくの間、日常を忘れてぜいたくな気分になってもらえれば」(森本氏)
 
映画鑑賞から“映画体験”の時代へ─。同社は新たな映画の楽しみ方も提案してくれるに違いない。
 
 
 
 

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