vol.35 ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2018年8月号
 
日本のクリエーティブが世界をリードする未来へ
 
 
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映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の前売り特典として制作されたコインポーチとマスキングテープ
c2018 WBEI Publishing Rights
cJ.K.R
 
同社が近年、力を入れているのが『ウィザーディング・ワールド』※2や、『スーパーマン』『ワンダーウーマン』などDCコミックス(米漫画出版社)原作の映画作品だ(『スーサイド・スクワッド』もその一つ)。特に、ウィザーディング・ワールドは『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年公開)を含めて公開作品は全9本。興行収入の売り上げ合計は、シリーズ映画としては日本一を誇る。
※2 「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが創造した魔法の世界
 
ただ、洋画の場合、日本人には伝わりにくいことが多い。そこで同社は、日本人向けに作品のタイトルや編集、伝えたいメッセージ、プロモーションなどを日本独自仕様へカスタマイズする、いわゆる「ローカライズ」(現地化)に注力している。
 
「日本では明るいタッチの作品が好まれるため、日本のマスマーケットに向けては明るく楽しそうな要素を取り入れて、ローカライズすることが重要です」(森本氏)。ローカライズによって客層の幅が広がり、ヒット作につながっていくことも少なくない。
 
また、映画チケットの前売り特典は、他国にはない日本独自の文化だ。特典のクオリティーは高く、世界でも評価が高い。その特典グッズの制作を担うタナベ経営SPコンサルティング本部について、森本氏は「ターゲット層に合ったものをデザインし、製作してくれる。これらのグッズが世界の映画ショップに並ぶ日が楽しみ」と期待を寄せる。
 
日本で開発された『ハリー・ポッター』のデフォルメ・キャラクターを使った商品が英国のワーナー・ブラザース・スタジオに並び、世界中から訪れるファンに購入されているそうだ。金子氏には、「日本のクリエーティブが、世界をリードするような未来を築きたい」との思いがある。
 
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PROFILE

  • ワーナー ブラザース ジャパン合同会社
  • 所在地:〒105-0003 東京都港区西新橋1-2-9 日比谷セントラルビル
  • TEL:03-5251-6431(代)
  • 設立:1992年
  • 資本金:2億7200万円
  • 従業員数:240名(2017年3月現在)
  • 事業内容:映画上映賃貸業、映画輸入配給等、映画ビデオ・DVDの企画制作・販売、テレビ放映権・ブロードバンド向け映像配信権のライセンス事業、キャラクター商品のライセンス管理、邦画/アニメ/オンライン/家庭用ソフト/モバイルコンテンツ事業、ワーナーブラザースプロパティーの利用許諾及び管理
    https://warnerbros.co.jp/

 



現代の消費者はライフスタイルの変化に伴い、時間や場所を選ばずにあらゆる情報を得ることができる。タナベ経営では、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社のプロモーションに際して作品の購買(視聴)層を十分理解し、その興味・関心を引いて購買につなげるよう、見栄え・デザインなど細部の再現性や親和性を重視し、感動を伝えるよう工夫している。今後も最新・最先端の手法を駆使し、さまざまな角度からきめ細かくプロモーションを行い、作品の価値を広く伝えていきたいと考えている。
 

SPコンサルティング本部 部長代理 SPチーフコンサルタント 小谷 将主

SPコンサルティング本部
部長代理 SPチーフコンサルタント
小谷 将主


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SPコンサルティング本部
主任 SPチーフコンサルタント
松岡 彩


 
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