vol.36 住友化学 × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2018年9月号
 
顧客との出会いがイノベーションを生み出す
 
SDGsへの取り組みについて、「『できる』か『できない』かを考えるのではなく、掲げる理想に向けて『できる方法』を考えることが大切。ポジティブに取り組むことで、イノベーションは広がっていく」と福田氏は話す。
 
同社の取り組みは先進的だが、「まだまだスタートラインに立った段階。今後はSDGs達成に向け、取り組みを具体化していくことが課題」(福田氏)だそうだ。そのためにも、同社の製品・技術を幅広い顧客に知ってもらうことが欠かせないという。
 
「プロモーションを通じ、現時点でアプローチできていない企業や異分野の企業にも『この素材は面白そう、使ってみたい』と思ってもらい、自社では思い付かない方法でイノベーションや社会課題解決につなげてもらえたら」(福田氏)
 
事業精神を受け継ぎながら、化学の力を生かして、住友化学の取り組みは今後も加速していくに違いない。
 
 
 

PROFILE

  • 住友化学㈱
  • 所在地:〒104-8260 東京都中央区新川2-27-1
  • TEL:03-5543-5500
  • 創業:1913年(営業開始は1915年)
  • 資本金:896億9900万円(単体、2018年3月現在)
  • 売上収益:2兆1905億円(IFRS連結、2018年3月期)
  • 従業員数:3万1837名(連結、2018年3月現在)
  • 事業内容:石油化学部門、エネルギー・機能材料部門、情報電子化学部門、健康・農業関連事業部門、医薬品部門、その他
    https://www.sumitomo-chem.co.jp/

 




いまや聞かない日がないほど、ビジネスシーンで使用されるようになりつつある「SDGs」という言葉。それをいち早く社内で推進してきたのが住友化学グループである。

 
ESG投資が広がりつつある中、企業は社会に「どれだけの価値を出せるか」を求められていると言っても過言ではない。指針が明確にされたSDGsという目標を自社に落とし込み、企業の活動目標として、さらに社員一人一人の活動目標として「自分ゴト」化していく取り組みは見習うべき好例だろう。
 
目まぐるしく社会環境が変わる今日において、社会における役割を積極的に果たしていく同社の活動に今後も注目していきたい。
 
 

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SPコンサルティング本部 
主任 SPチーフコンサルタント
田付 航


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戦略総合研究所
デザインラボ 主任
吉岡 朝弘


 
 
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