vol.38 大和電機産業 × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2018年11月号
 
 
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HP内「社員インタビュー」のためにタナベ経営が撮影。社員がPJを“自分ゴト化”していたため、スムーズに撮影が進行


 
 
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“みんなでつくる”プロセスが社員の意識改革に直結
 
リニューアル後のHPには多くの社員が登場する。特に、採用ツールとしての機能を強化するため、採用情報ページには真剣な表情で働く様子、和やかに談笑する様子などの写真とともに「先輩社員インタビュー」を掲載。先輩社員や経営陣の顔を見せることで、会社や職場の雰囲気が伝わり、応募者にとっては入社後の姿をイメージしやすくなる。
 
他にも、代表あいさつ欄は「自分の言葉で伝えたい」(小林氏)との強い思いから、タナベ担当者との打ち合わせを重ねて仕上げた。こうして細部までこだわりを持つ、新たなHPが誕生した。
 
そして今年(2018年)の9月1日に開かれた、大和電機産業の経営方針発表会。リニューアルしたHPの先行お披露目の機会となったその場で、小林氏は確かな手応えを感じたという。「来席された社外の方からも、高い評価をいただきました。社員の関心も高く、新しいHPの発表を食い入るように見ているのが分かりました」
 
HP改革は社員によるPJ形式で進行したため、社員の協力や連携が得られやすく、膨大な量の写真撮影もスムーズだったという。また、HPに掲載する製品紹介やFAQのページは、実務に深く関わる営業担当者が執筆を担当。その結果、現場の感覚や思いがなければ分からない、詳しい内容を反映したページが完成した。
 
“みんなでつくる”プロセスを経た効果は多々あるが、中でも最も大きな成果は、社員の意識変革につながったことだろう。「普段は目の前の仕事に忙しく取り組んでいる社員が多いのですが、PJをきっかけに社員が部門を超えて連携したり、自分の仕事以外に目を向け、会社全体を知るよい機会になった」と小林氏。
 
また、自分たちの製品や仕事が、身近な生活の中で活躍している様子が可視化されることで、「世の中の役に立っている」実感を持ち、仕事の働きがいとやりがいを感じる機会にもなったという。“思わぬ副産物”としてもたらされた社員の意識変化やモチベーションの向上は、同社にとって大きな収穫となっている。
 
 
 
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