vol.40 ソノヴァ・ジャパン × タナベ経営 SPコンサルティング本部

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2019年1月号

 

ユーザーに寄り添い、難聴者の社会参加を支援
“聞こえ”のバリアを感じない世界の実現へ

 

 

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JAPAN補聴器フォーラム2018に出展。

 

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世界100カ国以上で愛用されるソノヴァ・ホールディングス「フォナック」ブランドの補聴器

 

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子どもの難聴に対して力を入れていることをアピールした。ブース内では動画になる塗り絵コーナーも設置

 

 

補聴器市場をけん引するソノヴァ・ホールディングス(本社・スイス)は、包括的な聴覚ケアを提供するリーディングカンパニー。日本では2003年から日本法人「フォナック・ジャパン」(現ソノヴァ・ジャパン)を構える。ユーザーに寄り添ったソリューションを導き出し、“聞こえ”のバリアを感じさせない世界の実現を目指す同社の取り組みを紹介しよう。

 

“Breaking the Barrier”の実現を目指して

 

1947年にスイスで創業したソノヴァ・ホールディングス(以降、ソノヴァHD)は、補聴器市場で世界ナンバーワンのシェアを誇るグローバル企業。デジタル補聴器をはじめとする同社の製品は「フォナック」ブランドで知られ、世界100カ国以上で愛用されている。

 

補聴器やワイヤレス通信機器において高い技術開発力を誇る同社は、スイスと米国に研究開発拠点を持ち、他社をはるかに上回るペースで新商品を継続投入している。顧客の声に耳を傾け、独創的なアイデアで新技術を開発。先進的な製品を市場へ真っ先に投入する、デジタル補聴器のパイオニア的存在である。

 

同社は2003年、日本法人を設立。聞き取りにくい高音域の言語を識別しやすくする機能を高重度難聴者向け補聴器に初めて搭載するなど、世界初の先進機能や革新的製品をいち早く日本で発売してきた。

 

現在は補聴器をはじめ、ワイヤレス通信機器や人工内耳、補聴援助システムなど、新しい分野にも積極的に進出している。そのため、社員の意識は決して「補聴器メーカーの社員」だけにとどまってはいない。

 

「“Breaking the Barrier”を自社の理念に掲げている通り、私たちの仕事は単に補聴器を作ることではありません。“聞こえ”のバリアを取り除き、聞こえに困難がある方やその周囲の方々に、自由で豊かなコミュニケーションをつくり上げていくことが私たちのミッション」と話すのは、ソノヴァ・ジャパンマーケティング部ブランドマネージャーの郷司智子氏だ。同部メインストリームプロダクトマネージャーの平野幸生氏も、「現時点での補聴器は、完璧なものではありません。技術開発力で聞こえに関する課題を解決し、より良い生活ができるよう手助けし続けるのが会社の目標」と語る。

 

 

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“Breaking the Barrier”の文字を記したシリコンバンドを製作・配布。聞こえのバリアを感じない世界の実現へ向けて聴覚障害・難聴に関する啓発活動を進めている

 

 

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