Vol.47 日世 × タナベ経営 マーケティングコンサルティング本部

2 / 3ページ


2020年7月号

 

 

 

 

ソフトクリーム販売をトータルサポート

 

総合メーカーという強みは開発力に表れるほか、店舗を支援するサポート体制にも発揮されている。

 

日世では、ニーズと販売スタイルに合ったコーンカップやミックス、フリーザーを提案するコンサルティング、それら商品の提供、衛生管理、アフターメンテナンスまでを一貫してサポートしている。ワンストップで提供できるのは総合メーカーだからこそだ。

 

加えて、店舗向けのオリジナルのメニュー開発やプロモーション用の販促ツールの製作など、店舗をより魅力的にするサポートにも積極的に取り組んでいる。

 

「小規模な店舗では、なかなかプロモーションまで手が回りません。そうしたユーザーをサポートするため、社内に販促ツールの製作部門を置き、店名や商品名、ロゴなどを入れたポスターやPOPを1枚から作成しています。さらに、店舗の販売支援を目的とするキャンペーンも定期的に実施しています」(池谷氏)

 

例えば、毎年夏に開催する「ソフトクリームまつり」もキャンペーンの一つ。約10年前から展開する「スマイル・ソフト・プロジェクト」の一環として実施されており、公式キャラクターである「ニックン&セイチャン」を入れたノベルティーを同社が製作し、全国のソフトクリーム販売店を通してソフトクリームの購入客に配布している。

 

「キャンペーン中はノベルティーをお客さまに直接手渡しするため、『お客さまとの絆が深まる』『お客さまの笑顔が見られてうれしい』など販売店さまから大変好評です。ただ、景品表示法やノベルティーにかけられる予算の制限もあり、良いグッズを作るのに毎回苦労しています」と岩﨑氏。

 

これまでクリアファイルやプラスチック製のうちわ、ハンドタオルなど、さまざまなグッズを製作してきたが、3年前から、洋食器・金物で有名な新潟・燕三条製のスプーンを連続して採用している。その橋渡しとなったのがタナベ経営だ。

 

「製作したグッズの中で、スプーンには圧倒的に高い評価が寄せられています。これだけ高品質のノベルティーを提供できるのも、タナベ経営の豊富な経験と幅広いパイプのおかげです」と池谷氏。一見、何の変哲もない小さなスプーンだが、子どもの使用を想定してスプーンの角を削ったり、キャラクターの絵柄が鮮明に出るように0.1mm単位の細かい調整をしたりと、職人の情熱と技が詰め込まれている。

 

「ノベルティーをお願いした企業を訪問して職人さんともお話をさせていただきました。その際、ノベルティーであっても使う人のことやシチュエーションを考えていろいろな工夫をされていると知り、燕三条というブランドが広く知れ渡っている理由に触れた気がしました。そのように作られたスプーンを毎日の生活で使っていただく中でニックン&セイチャンのキャラクターが浸透し、ブランディングにつながることを期待しています」(岩﨑氏)

 

 

※「いっしょに食べることで、こころがとけあい絆が深まる」。そんなソフトクリームを通じて、笑顔の絆を全国に広げるための活動

 

 

 

1 2 3