Vol.47 日世 × タナベ経営 マーケティングコンサルティング本部

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2020年7月号

 

 

日世 マーケティング部 企画グループ大阪
課長 池谷 勝彦氏

 

 

日本、そして世界で笑顔の絆を増やしていく

 

ソフトクリームが日本に紹介されてから約70年。今ではおいしいソフトクリームが多様な場所で手軽に楽しめるようなった。そうしたソフトクリーム文化を先頭に立って広げてきたのが、パイオニアである日世だ。

 

ただ、少子高齢化が急速に進む中、今後の展望については「シェアの拡大を目指すだけでなく、リーディングカンパニーとして市場そのものを広げる努力が欠かせない」と岩﨑氏。

 

「ソフトクリームは広い世代に親しまれていますし、栄養価が非常に高いことが特長。例えば高齢者向けの施設など、これまでとは違う場所・目的で導入される可能性は十分にあると思います。また、国内についてはインバウンドへの対応も重要ですから、海外におけるSNSやウェブ広告の活用、テレビやラジオを通したPRなどにも力を入れていきたいと考えています」と新たな挑戦に意欲を示す。

 

また、国内市場とともに開拓を進めるのが世界市場だ。同社が中国に進出したのは2009年。すでにコーンカップ、ミックス、フリーザーの工場がそれぞれ稼働しており、現地での安定生産・安定販売の段階に入っている。さらに、2018年には日世ベトナムを設立しており、「ベトナムを拠点に東南アジア諸国に向けてソフトクリーム市場を広げていけるよう取り組んでいきます」と池谷氏は語る。

 

同社の企業理念は「ソフトコミュニケーションで世界を結ぶ日世」。その実現に向けて、おいしいソフトクリームを追求し、これからも日本、そして海外で笑顔を増やし続けていく。

 

 

日世 マーケティング部 企画グループ大阪
係長 岩﨑 拓人氏

 

 

PROFILE

  • 日世(株)
  • 所在地:大阪府茨木市宇野辺1-1-47
  • 創立 : 1947年
  • 代表者:代表取締役社長 岡山 宏
  • 売上高:379億7200万円(2018年12月期)
  • 従業員数:814名(2020年1月現在)

 


 

日世が実施する毎夏のキャンペーン「ソフトクリームまつり」は、抽選ではなく、あえて購入者全員へノベルティーを配布する形式にこだわりを持つ。そこには、日頃から日世商品を取り扱う小売店が消費者と接点を持ち、絆を深められるように、という願いが込められている。

 

また、各店舗のPOP製作など、地域に根付いたプロモーション活動にも積極的に取り組んでいる同社。ソフトクリーム業界のトップ企業として、業界全体の活性化を目指して活動する同社の今後の活躍に注目していきたい。

 

 

マーケティングコンサルティング本部
部長代理
山本 紘士

 

 

マーケティングコンサルティング本部
滝下 由樹

 

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