オリジナルキャラクターを活用したコミュニケーション戦略

オリジナルキャラクターをフックに企業のファンを増やす

公式マスコットキャラクター「タキットくん」

タキイ種苗株式会社は、1835年（天保6年）創業の長い歴史を持つ種苗会社です。
人気を誇る「桃太郎トマト」をはじめ、これまで数々の野菜や花の種を世に送り出している同社は、「きわめる。つながる。ひろがる。」をビジョンに掲げており、商品の品質や安全性はもちろんのこと、4月10日をSEED（シード）の日＝「タネの日」に設定するといったユニークな取り組み・発信なども通じて、農業や食生活、園芸文化の発展に寄与しています。
頭に野菜をかぶった姿がかわいらしい公式マスコットキャラクター「タキットくん」も、1人でも多くの人に種や野菜の価値を届けるため、親しみやすさや健康的な明るさをイメージして作られました。
キャラクターの活用は、企業とユーザーの間に感情的な繋がりを作る上で重要で、SNSでのコミュニケーションが全盛の現在においては、ブランドイメージの強化につながるメリットがあります。そのため、オリジナルキャラクターを活用していくことが注目されています。

LINEスタンプを活用したキャラクターコミュニケーション

「タキットくん」は2006年に誕生しました。現在では色々な野菜をかぶった30種類以上の「タキットくん」がいますが、自社のInstagramやX（旧 Twitter）では日本各地の野菜や花を見に行く「タキットくん」が度々アップされており、タキイ種苗に関わる様々な方々から愛されるキャラクターに育っています。

そこでそんな「タキットくん」をフックに、既存顧客だけでなく、さらに幅広いくたくさんのユーザーの方々にタキイ種苗と商品を認知するためのキャラクターを活用したコミュニケーション施策として、「タキットくん」のLINEスタンプの企画・制作をご支援しました。
あいさつなどのセリフが入ったものや、笑う・泣く・怒るといった様々な表情をしているものなど、日常のやりとりの中で頻繁に使いたくなるデザインを心がけたほか、繰り返しスタンプを使う中で"推しタキットくん"を見つけ、より愛着を持ってもらえるよう「タキットくん」のかぶる野菜も複数種類展開しています

今や欠かせないSNS

企業が新たな顧客にリーチするうえで、今やSNSは欠かせない存在となっています。
その中で、LINEは利用率が78.7％とすべてのSNSの中で一番高く、また、家族や友人とのやりとりによく利用されるのもその特徴です。（出典：2022年一般向けモバイル動向調査）
各社がSNSに積極的に投資する中で、埋没せずに自社らしさとブランド力を高めていくには、いかにユーザーの共感を創出し、価値を見出してもらえるかが重要なポイントとなります。その点において、今回のようなオリジナルキャラクターとSNSを活用したコミュニケーションは非常に有効な施策になります。

オリジナルキャラクターをきっかけに、既存顧客だけでなく、新たな顧客層へのアプローチし成功された企業をご紹介しました。オリジナルキャラクターを活用したコミュニケーション戦略を一緒に考えてみませんか。

出展元https://www.moba-ken.jp/whitepaper/wp22/pdf/wp22_all.pdf