2017.12.21

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2017.11.14 tue

DOMAIN&FUNCTION

一番に選ばれる金融機関を
目指す研究会【東京会場】

REPORT
日目

11.14 tue

Fintechがもたらす金融革新

講義株式会社マネーフォワード
取締役 Fintech 研究所長瀧 俊雄 氏
学びのPOINT

消費者動向
10年前との行動を比較すると客観的な意見に自身の判断を委ねる傾向がある。
価値基準が主観から客観に寄ってきている。(スマートフォンの影響)
そのため、今後求められるサービスは結果にコミットしたサービスとなる。
人口知能AI
今般の人工知能ブームは3回目だが、厳密な定義において人工知能は「まだできていない」。
しかし、多くの自動化はディープラーニングを待つ必要なく高度な判断が可能となってきている。

KPI自社アプリから提供できるサービスの
展開が一歩リードした金融機関となる

・取引は外部のアプリやサービスで実行(金融機関はインフラを提供)
・より便利な情報・金融サービスを提供できる
・ユーザーが用いる金融機関を自由に移動
日目

11.14 tue

クラウド会計による新たな金融サービスの展開

講義株式会社北國銀行
コンサルティング部 課長竹内 均 氏
学びのPOINT

コンサルティング実施の背景   
顧客の生産性向上により地域を活性化させる目的を持ち、まず自行内にて完全ペーパレス・フリーアドレスを実現。その実績を活かし顧客へ生産性向上に向けたコンサルティングを実施。
コンサルティング部隊
支店業務を効率化。支店のスリム化を図り本部の人員を強化することでコンサルティング部隊を設立。
銀行がfreeeを提案する理由
・バックオフィス効率化
・リアルタイムの経営状況の把握
・お客様とのコミュニケーション強化
・財務アドバイス向上

KPI1.地域・業界の課題解決
2.地域の生産性向上
3.コンサルティング収益確保

お客さまへのサービスの
付加価値向上
・地域の金融機関が率先して生産性改革を行い、そのノウハウを活かし、地域企業の生産性を向上させることが真の地方創生である。
Voice 参加者の声
地域全体の生産性を向上させるための取り組みであること、コンサルティング収益に凄さを感じました。
A信用金庫
今後の収益力が確実に低下する中で業務の効率化は大きな課題と認識しています。優良コンサルティング・ペーパーレス化が参考になりました。
B信用金庫
日目

11.14 tue

地域金融機関にとってのfintechとは

視察&講義freee 株式会社
SMBパートナー事業部 金融事業統括花井 一寛 氏
学びのPOINT

クラウドERP
・従来の会計ソフトと異なるボジション(業務と会計が一体)
・業務ツールを1つにしてデータを一元化(仕分け入力しかない会計 ソフト)
・常に利用者目線で圧倒的効率化を 実現し続ける。企業での経理担当者が1/3の人員へ
活用事例
・freeeをインフラに担当行員の生産性向上
・顧客の経営状況の変化の自動察知

KPI1.新たなサービスを展開できる専門家の育成
2.協業モデル「効率的なトスアップ」
3.コンサルティングやITサービスの実践

freeeを使ったコンサルティングメニュー/体制を作る
ex)経営の見える化で業績を把握。資金需要の把握とリスク管理にシナジー。
モニタリングの自動化により業務の効率化へ。
Voice 参加者の声
地域金融の事業モデルを変革する要素を学びました。金融機関が当たり前のことを当たり前に実施しなければならない。
C信用組合
海外事例を踏まえて地域金融機関がどのようにfintechに向き合うかご説明いただき、大変参考になった。
D銀行
NEXT TIME

第3回目は「戦略を実現する組織作り」と題し人材の多様化・働き方改革の実現に向けた組織作りについて研究します。