2018.12.05

3

2018.11.16 Fri

DOMAIN&FUNCTION

会計事務所
ビジネスモデル革新研究会

REPORT
講演

11.16 Fri

自主再生困難なリスケ企業を守る「最後の救済策」

講師株式会社東京事業再生ER
代表取締役・公認会計士橋口 貢一 氏
学びのPOINT

①金融円滑化法が終了した後も、金融機関は暫定リスケと称して、事実上返済猶予を続けており、更なる資金繰りの悪化を招いている。
②リスケ企業の「再生支援」の目的は、
(1)第二会社方式による「無用な失業」と「無用な連鎖倒産」の回避
(2)経営者(家族含む)の再起のための生活の維持と財産(特に自宅)の保全
405_01.jpg

KPI外科型事業再生は為せば成る。
30件中23件が事業継続

経営者個人の債務免除は5000万円を境に手続きが変わる。
①5000万円以下
個人の民事再生を適用できる。
住宅資金特別条項が利用でき自宅を維持できる。
②5000万円超
通常の民事再生もしくは自己破産。
買戻特約付任意売却で自宅を守る。
①外科型の事業再生は簡単ではないが適切な専門家とタッグを組むこと。

②破産法に精通している弁護士と組むことにより、再生スキームのアレンジをしてもらえる。
Voice 参加者の声
初めて聞くお話しばかりで大変勉強になりました。知っているのと知らないのではかなり違うと思いました。
自主再生困難な場合の最後の救済策を知ることが出来ました。


リアルな再生支援、第二会社方式の事例を聞けて良かった。



講義の様子405_02.jpg
NEXT TIME

第4回目は、補助金申請をテーマにゲスト講師を2名お招きしご講演をいただきます。