2018.12.03

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2018.11.21 Wed

DOMAIN&FUNCTION

生産性カイカク研究会

REPORT
視察
講演

11.21 Wed

社員がイキイキと働ける環境を目指して
日本航空が実践する働き方改革

講師日本航空株式会社
神谷 昌克 氏
学びのPOINT

①構造的な改革から始まった働き方改革
 元々巨大な組織ゆえに、硬直化しがちな組織であったが経営破綻からの再生を考える上で、構造改革にまず取り組んだ。全社員の幸福を追求する、という稲盛会長の哲学のもとJALフィロソフィ、部門別採算性の導入を行った。
②働き方改革を大義とし明確な方針の発信
 経営戦略としてダイバーシティの推進を取り入れ、グループ内の企業や国境、ワークスタイルに及ぶまで、トップからの発信を行うことで働き方改革を推進してきた。
③働き方改革事例:ワークスタイルの変革
 月当たり残業時間4時間以下を目指し、多様な改革に取り組まれた。キーワードは「とりあえず実行して、反応を見る」であり、結果としてペーパーレス化、働き方のルール推進等、多くの改善が浸透するに至っている。
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キーワード「売上は最大に、経費を最小に」で
営業利益率を意識する多様な
働き方を推進し、
月平均残業時間4時間以下を目指す

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独立部門採算性を導入することで、従業員一人一人に、自分達が経費を削減する、という意識を芽生えさせる。そして、従業員の方のためにスキルアップ・ワークショップを開催して、制度のみでなく意識の改善も図る
Voice 参加者の声
当社でも残業時間が問題となっており、参考にしたいと思う。
中でも、一番参考になったのは初めて実施することが反対が多くなるという事である。まず実行してみるという考えで取り組んでいきたい
製造業 幹部
他社での事例は大変参考になった。当社に取り入れるところがあるか検討し、継続していきたい



製造業 幹部
NEXT TIME

第3回目は、制度・業務・システム等総合的な取り組みによって生産性カイカクに取り組まれている「株式会社白洋舎」様を視察します!