第1回
2019.9.26 Thu
DOMAIN&FUNCTION
ホールディング経営研究会
REPORT
講演
09.26 Thu
次代を見据え新規事業を展開するホールディング経営
講師株式会社学研ホールディングス
専務取締役木村 路則 氏
専務取締役木村 路則 氏
学びのPOINT
(1)大きな仕組みの変化(持株会社化)という"手段"で、役職員の大きな意識改革という"目的"を実現する。
(2)業務遂行方法の抜本的見直しを行う中で心掛けたこと
①改善ではなく改革であることを宣言する。
②変えなければならないこと以外に手を付けない。
③改革内容は随時発信をしていく。
①改善ではなく改革であることを宣言する。
②変えなければならないこと以外に手を付けない。
③改革内容は随時発信をしていく。
(3)持株会社化後にすべきこと
①求心力と遠心力を繰り返す。
②経営者人材の育成。
③各事業会社間の情報の流れを確保。
①求心力と遠心力を繰り返す。
②経営者人材の育成。
③各事業会社間の情報の流れを確保。
ポイントまず、持株会社化の大義を決め、
自社における求心力と遠心力のバランスを設計する
業務改革推進プロジェクト
(ジュニアボード:JB)
「業務改革推進室」「情報システム部」「経営企画部」の少数メンバーを中心のプロジェクト(JB)で、全社を巻き込む。
(ジュニアボード:JB)
「業務改革推進室」「情報システム部」「経営企画部」の少数メンバーを中心のプロジェクト(JB)で、全社を巻き込む。
人事制度改革の断行
社員にとって反発の大きい改革。評価制度を能力基準から職務基準へ大きく方針を変え、基本設計を行った。
社員にとって反発の大きい改革。評価制度を能力基準から職務基準へ大きく方針を変え、基本設計を行った。
意識改革:自分の食い扶持は自分で稼ぐ
"自分の事業部が悪くても他の事業部がよければよい"という意識を排除する。
"自分の事業部が悪くても他の事業部がよければよい"という意識を排除する。
講演
09.26 Thu
強い人材と新しい事業を生み出し続ける経営の極意
講師芝浦グループホールディングス株式会社
代表取締役会長兼CEO新地 哲己 氏
代表取締役会長兼CEO新地 哲己 氏
学びのPOINT
(1)強い求心力で、グループ全体が儲かるビジネスモデルを構築し、事業会社社長が活躍しやすく、評価される仕組みを作り上げる。
(2)新しく生み出される事業に社員を抜擢し人を育てる。
(3)戦略(儲ける仕組み)を持株会社が設計し、事業会社が実現する、役割分けを明確にして、事業会社が成果を出し、最大限の成果配分を実現することで、社員のモチベーションを向上させる。
ポイント
事業会社が活躍できる
グループ戦略を設計する
ビジネスモデルの変遷
家電販売業から始まり、時代の潮流に沿って、空調設備工事事業へとシフトし、メガソーラー事業・マンション事業を中心とした現在のビジネスモデルに至る。
家電販売業から始まり、時代の潮流に沿って、空調設備工事事業へとシフトし、メガソーラー事業・マンション事業を中心とした現在のビジネスモデルに至る。
ホールディング経営の有効性
メガーソーラー事業とマンション事業を主軸に事業をVCで展開。それを一つのグループの中で儲かる仕組みとして構想している。
メガーソーラー事業とマンション事業を主軸に事業をVCで展開。それを一つのグループの中で儲かる仕組みとして構想している。
知恵ある経営者は「しくみ」で儲ける極意
HD経営をトカゲのしっぽ切りではなく、グループ全体で儲ける仕組みとして設計する。
HD経営をトカゲのしっぽ切りではなく、グループ全体で儲ける仕組みとして設計する。
Voice 参加者の声
非常に細かくお話を聞けて良かったです。HD下での人事評価制度についてより一層、お聞きしたく感じました。
ビジネスの成功事例として、奥の深い仕組みや仕掛けを考えておられ、貴重なお話を伺えたと感じました。
ゲスト講師
専務取締役 代表取締役会長
木村 路則 氏 兼CEO
新地 哲己 氏
木村 路則 氏 兼CEO
新地 哲己 氏
第2回目は、
「明治乳業」と「明治製菓」の2つのブランドを1つに統合する明治HDから事業、組織、経営システムの3つの視点で学ぶ。