2019.08.06

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2019.07.19 fri

DOMAIN&FUNCTION

戦略CFO研究会

REPORT

11:10~

新領域事業でのブランド価値の作り方と落とし穴

講師株式会社マクアケ
代表取締役社長中山 亮太郎 氏
学びのPOINT

①当社のスキームは"先行予約販売型"(購入型)。実行者(企業)が新商品・新店舗を打ち出す際、実行者がMakuake上で"プレゼン"を行い、"支援者"を募る。
②支援が集まるかどうかは、その商品が真にマーケットに向いているか、あるいはターゲットに向けたベネフィット設定ができているか、が重要となる。そのため、利用者の中には支援を募るだけでなく市場からの反応を伺うためのマーケティングとして利用している企業もある。
③資金の動きだけにフォーカスするのではなく、「誰に求められているのか」というマーケットに目を向ける本質的な捉え方が重要

KPI事業性評価融資・マーケティングアウトソースの
需要などにより、100行以上の銀行と提携

【銀行からのニーズ】
①事業性評価融資に必要な、
マーケット分析による与信判断
②取引先企業のマーケットサポートを、マクアケにアウトソースできる
③地域貢献が可能

13:20~

CVCやクラウドファンディングを使いこなして事業成長を目指す

講師iBankマーケティング株式会社
代表取締役永吉 健一 氏
学びのPOINT

①degital giantsにより金融サービスが淘汰されるなか、デジタル技術を活用して何ができるか、徹底したお客様視点で考えた。
②画期的な金融サービスをつくることを決意しibankをつくる。今では、銀行のフロント業務の改革に始まり、サービスの幅をマーケティングにまで広げている。
③フィンテックの定義を「これまでできなかったことを、できるようにする」と定義した。既存の定義の枠を超えたibankは、FinanceとTechnologyをいいとこどりした金融サービスプラットフォーム。現在はアメリカの先進事例を上回るほどのサービスを提供できる。

KPIできないをできるに変える。
デジタル技術で銀行ビジネスを再構築

【フロント業務の改革】
①リアルタイム口座振替を活用したスマホ決済
②AIを活用したニーズ・与信モデルの構築
③金融サービスのアプリ展開
Voice 参加者の声
言葉に惑わされず因数分解をし本質をとらえることが大切だと学んだ。どの分野でも用いる手法だと思った。

投資運用業責任者
熊本銀行と取引がありwallet+もスマホにインストールしているので使ってみたい。新しい取り組みに期待。

卸売業 常務執行役
マクアケ様の0次産業の視点が新鮮。またibank様はビッグデータの活用と周辺ビジネスの巻き込みに興味をもった。

卸売業 常務取締役