2019.08.15

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2019.07.16 Tue

DOMAIN&FUNCTION

新規事業をスピーディーに
生み出す研究会

REPORT

講演・視察

社会課題解決に向けたイノベーション創出

講師株式会社エクサウィザーズ
執行役員大植 択真 氏
学びのPOINT

1.AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現
(1)機械学習・ディープラーニングを活用した最先端の
技術
①アカデミア、海外R&D拠点を活用した最新知見の実装
(2)大企業を中心に様々なパートナーと業種を問わず提携
(3)新規事業創出に向けて、AIが活躍出来る場所を想定
①店内カメラによる顧客情報の把握
②動画を通じたAIコーチングと実際のコーチングの融合
③ExcelデータからAI予測分析が誰でも出来るパッケージ化
2.AIの理解促進~企画~開発~実務までワンストップ提供
(1)大学連携や、戦略コンサルタント、エンジニアが顧客の各段階においてサポートし、ワンストップでの価値提供を実現。
(2)要件定義/企画段階からオープンイノベーションを行うことで、早期の顧客開発行う。
(3)国内外の最新事例を取り入れたAI、Big Dataの活用、日本企業における導入余地を常に探求、差別化する技術を磨き続ける。
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KFS新規事業開発において大事な事は、必ず「WHY」から始まり、明確な「WHO」を持ってコアターゲットを決める事

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良いプロダクトは人(企業)にとって代替のきかない「無くなったら困るもの」。そこには必要とされるWHYが存在する。
大多数のマーケティングではなく、明確なWHOを持ってプロダクトの優先順位をつける必要がある。

講演・視察

ベンチャー企業とインキュベートするオムロンベンチャーズの新規事業

講師オムロンベンチャーズ株式会社
代表取締役社長井上 智子 氏
学びのPOINT

1.コア技術を軸とした事業展開
オムロンは、ヘルスケア機器、制御機器、車載機器、電子部品など多岐にわたる事業を展開しているが、その核となっているのが「Sensing & Control + THINK」である。このコアテクノロジーを軸として事業展開をしており、新規事業を創出している。
2.オープンイノベーションがイノベーションを
加速化

研究や開発プロセスを担うベンチャー企業や大学研究機関と連携することで、イノベーションプロセスが大幅に省略され、事業展開を一気に加速させる。
3.大企業とベンチャー企業をつなぐCVC
優れた技術やアイデアを持つベンチャー企業を、CVCが大企業と結びつけることによって、市場の創出、企業の成長を実現する。
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KFS業界の枠組みに囚われない発想でイノベーションを生み出す

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所属もキャリアも性別も全く異なるメンバーでPJを組成しディスカッションすることで、業界の境界を超えた飛躍したアイデアを生み出す。
Voice 参加者の声
AI活用は、ビッグデータを持つ大企業の話で自社にはまだ早いと考えていたが、かなり簡易で身近なものに感じられた。また、乗り遅れる危機感も同時に感じた。
製造業 マネージャー
イノベーションのエッセンス「境界を超える」「ニーズとシーズ」「行動力」は改めて必要と感じた。特に「行動力」は、動かなければ情報が取れないと実感しているところで参考になった。
製造業 マネージャー
NEXT TIME

来期では新規事業を立ち上げる上で成功要因となる5つの視点、 「ミッション」・「カスタマー」・「テクノロジー」・「ブランディング」・「チーム」 をテーマに新規事業を成功させる秘訣を学んでいきます!