2019.06.03

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2019.05.29 Wed

DOMAIN&FUNCTION

生産性カイカク研究会

REPORT
視察
講演

05.29 Wed

働き方改革を運用に落とし込む労務管理AIの活用

講師株式会社ビーサウザンド
代表取締役千賀 俊男 氏
学びのPOINT

①働き方改革法案は既に施工されているにも関わらず、その理解は遅れているのが現状である。また、実際の運用面でも課題があり、実際の労働時間の管理や個々人のシフト希望への対応など、煩雑な実務が多く残っている。
②先端技術の一つであるAI、特に最適化を実現するAIの領域で、ビーサウザンドは京都大学とともに、シフト管理の商品を作り上げた。これは膨大な時間が掛かる人の勤務シフト作成を、個々の労働条件把握などをインプットすることで最適なパターンを見つけるソフトである。
③実際の事例として、医療機関での看護師シフト管理の例がある。多様なスキルを持つ看護師と、特定スキルによる看護を必要とする患者を条件としてインプットすることで、シフトの作成時間のみならず、労働力の過剰投入を抑制する効果をもたらした。
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KPIAIによる人のシフト管理最適化で総人件費10%減!
自社に最適化されたデジタル技術を導入することで、迅速な投資回収を実現

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デジタル技術はケースごとに適切なデザインをしていくことが多い。そのため導入によって得られ効果と導入にかかる費用を見積もることが重要である。
AIやRPAなどデジタルツールへの理解を深めることは同技術による生産性改革を実現するために必要不可欠である。
Voice 参加者の声
AI技術をはじめとした最先端技術が必須のものとなり、自社でも避けては通れないと感じた。


製造業 経営者
労務管理の重要性と最近の課題として依然存在していることを再認識できた。自社内でも移動時間等最適化できる箇所がないか見直していきたい。
建設業 幹部
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NEXT TIME

第6回目は、伝統的な織物業を営まれながら、革新的なビジネスモデルの開発から、徹底的な現場改善まで、多様な生産性カイカクを実現されている丸井織物様を視察します!