第1回
2020.10.07 Wed
2020.10.08 Thu
DOMAIN&FUNCTION
生産性カイカク研究会
REPORT
1日目
10.07 Wed
10期連続増収増益と生産性向上の両立を実現
視察&講義福田刃物工業株式会社
代表取締役社長福田 克則 氏
代表取締役社長福田 克則 氏
学びのPOINT
①「社員主導で楽して儲ける」
社員が自由に意見を言える環境を整えたら業績もついてくる。社員は楽しく仕事ができアイデアが沸き、顧客の役に立つ。
社員が自由に意見を言える環境を整えたら業績もついてくる。社員は楽しく仕事ができアイデアが沸き、顧客の役に立つ。
②「売上目標・営業ノルマ無し」
ノルマ達成を目的とせず顧客のために動く。この価値観を営業社員間で共有した結果、2020年は新規開拓数が過去最高。
ノルマ達成を目的とせず顧客のために動く。この価値観を営業社員間で共有した結果、2020年は新規開拓数が過去最高。
③「多能工化」「社員同士の信頼度・理解度が高い」ことが生産性向上のポイント。「情報は待たない。自ら取りに行く」という風土が工場内の良いコミュニケーションを生む。
KPI過去10年で生産性35.7%向上
経常利益率10%以上を達成
10期連続増収増益と生産性向上の両立を実現したポイントは「従業員は全員が正社員。社員のやりたいことを実現させ"やる気"を引き出す」組織環境にある。
2日目
10.08 Thu
無人化技術と人材育成による生産性向上を実現
視察&講義株式会社加藤製作所
代表取締役加藤 耕嗣 氏
代表取締役加藤 耕嗣 氏
学びのPOINT
①「何のための生産性改革か」
"何のために"を全社員に周知させることが現場改善を推進する。
"何のために"を全社員に周知させることが現場改善を推進する。
②無人化のメリットは「コストダウンとグローバル展開」にある。人件費と工場経費を抑制し低原価でグローバル対応が可能。
③一工程を無人化しても効果なし。モノの入りから出までの全体フロー最適の観点から無人化すると効果が出る。
④「スーパー多能工化=なんでも出来る人材」による工場管理を実践。社員が改善道場で学び実践したことを本として出版し学びを見える化。
KPIスーパー多能工による不良率0.15%!
年間採算改善は約1億円を実現
"何のために"の共有と"活動成果を正しく評価"し社員を動機付けしている。改善効果は数値で見える化し、現場改善活動の進捗確認・フォローを行う仕組みで活動の継続性を保っている。
Voice 参加者の声
福田刃物工業様の風土は、当社に活用しやすい内容でした。「社員主導」の方向で自社の風土を作り上げたい。
OA機器販売・社長
提案や改善を継続して運用する手法、自社の強みを活かすため、くじけず徹底的に磨く手法は参考になりました。
人材派遣業・社長
自社出版の本
第2回目は、人手不足が深刻化する建設業界で生産性向上を図る「三陽建設株式会社」、生産性と働き甲斐の両立を図る「髙橋金属株式会社」を視察します!