2021.07.08

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2021.05.25 Tue
2021.05.26 Wed

DOMAIN&FUNCTION

新規事業開発研究会

REPORT
講演

05.25 Tue

持続的成長に向けた取り組み

講義株式会社JRC
代表取締役社長浜口 稔 氏
学びのPOINT

①直接顧客の課題を把握する
代理店営業ではなくエンドユーザーへの直接営業に切り替えた。顧客の現場へ訪問したことで見えてきた顧客課題に対して製品開発を行った結果、シェア拡大、売り上げ拡大につながった。また、顧客の役に立っているということで社員のモチベーションも上がった。
②自社と顧客の課題を解決する新規事業
自社がロボットのユーザーであり、使い辛さを理解している。中小企業にロボットが普及しない課題もわかっている。その課題を解決をする新規事業を行う。
③事業をブランディングする
新しい事業をALFISというブランドでブランディングを行う。誇りをもって中小企業やラボに貢献していくことを決めた。
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KFSコンセプトは
『使いたいときに、使いたい場所で』
ビジョン・コンセプトで
チームビルディングを行う

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新規事業を外部のメンバーで立ち上げる際にリーダーとしてビジョン・コンセプトで引っ張る。
新しい事業、新しい提供価値を考えたときに企業理念・ミッションを再定義した。
講演

05.26 Wed

食用コオロギ養殖技術を用いた
昆虫食ビジネスの概要と今後の展開

講義株式会社BugMo
代表取締役COO西本 楓 氏
学びのPOINT

①昆虫食マーケット
昆虫食マーケットは、世界的規模で爆発的に成長している。日本国内では、まだまだプレイヤーは少なく、ポテンシャルの高いブルーオーシャンである。
②SDGsに適合したビジネスモデル
昆虫食ビジネスは、世界の貧困や飢餓、健康といった課題を解決しうるビジネスであり、さらに、BugMoが取り組むITを活用した生産システムは、より持続可能なモデルを実現している。
③持続可能なエコシステム
コオロギは、飼育の簡便性やエサや水等の資源効率、環境負荷の少なさ、高栄養価とう、理にかなった高度なエコシステムである。
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KFS人にも環境にも優しい持続可能なエコシステム

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他の畜産と比較して、飼育に要するエサは83%少なく、水は99.9%少なく済む。また、排出CO2量も98%少なく、資源変換効率は圧倒的に優れている。
Voice 参加者の声
顧客の生の声を聴くこと、自社の課題から新規事業を創造すること。市場が大きく、これから成成長するものであることなど、基本的なポイントをしっかりと実践されていた。
製造業・常務取締役
事業として見た場合、パイロットファームの図のように、関連・連携の取れる事業や企業などの広がりを考えることが大事であると感じた。
卸売業・一般社員
NEXT TIME

第6回目 東京開催
開催日:7月7日(水)・7月8日(木)