2022.09.05

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2022.03.23 Wed
2022.03.24 Thu

DOMAIN&FUNCTION

ナンバーワンブランド
研究会

REPORT
日目

03.23 Wed

How to beでいい会社をつくりましょう

講義伊那食品工業株式会社
代表取締役社長塚越 英弘 氏
学びのPOINT

①「社員が幸せになること」を宣言
"経営の目的の第一は社員が幸せになること"を理念に掲げ、年輪経営を展開。
「経営の安定がなければ社員の幸せはない」という考え方で、会社の考えや軸を言葉にして社員に伝え続けている。
②自立社員の育成
社員全員の給料を毎年上げ、目標数字も設定していない。その背景には【自分で目標を決め、確実に実行できる】ことを社員に伝えている為である。≪みんなでやる≫をキーワードに"これからどうしていくのか"を重点に社員に考えさせること、それが出勤日や休日の掃除、イベント開催等、自立社員の育成に繋がっている。
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ポイント「社員が幸せになること」を第一に
約半世紀にわたり連続増収増益を実現!

Voice 参加者の声
社員の気付き(訓練)で会社を成り立たせ、意見を尊重し決断し成長している会社だと感じた。社員全員に対して社長の想いが伝わっており、目指したい企業と感じた。
製造業
挨拶や掃除等、気付いているけど誰かがやるだろう精神からの脱却。"何か始めれば何か変わるはず"そう思わせてもらえた時間だった。
建設業
日目

03.24 Thu

ポール技術でWalking Lifeを支える

講義株式会社シナノ
代表取締役柳澤 光宏 氏
学びのPOINT

①倒産の危機からの新たなチャレンジ
スキー関連商品売上100%だったが、バブル崩壊、スキーブームの終了などにより市場が急激に縮小。倒産の危機から、スキー以外の市場を開拓すべくし、健康マーケット、キャンプ、FRP(繊維強化プラスチック)事業などを展開。
②コア技術活かした製品開発
上記のような新たな製品開発、市場開拓は必ずシナノが得意とする「ポール加工技術」(アルマイト、パイプ曲面印刷、握る設計)を軸として展開している。コア技術を活かせる事業でなければ長く続けることは難しい。
③「シナノ」ブランドを貫く意志力
倒産の危機、上場企業との合弁会社設立時も、「シナノ」というブランドに自信と誇りを持っていたからこそ、そのブランドを守り通したいという強い意志力が今のシナノブランドに繋がっている。
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ポイント「変化」「挑戦」「成長」を大切に!

Voice 参加者の声
新規事業への取り組みや、社員さんの主体性を引き出す仕組み、真面目なモノづくり企業文化など、自社に当てはまることも多く参考になった。
製造業
苦労をされた経験から、1つの事業に依存する経営からの脱却は自社の考えに近いものを感じた。工場視察では、モノづくりの技術の高さを感じられた。
建設業
経営は「不易流行」「環境適応業」である。「ポール技術」という軸は変えないながらも、市場環境に合わせて変化・挑戦していくことが成長に繋がり将来を創っていく。
まとめ講義の様子 web0-71_03.jpg
NEXT TIME

次回第5回は、京都にて開催いたします。
HILLTOP株式会社様、株式会社松栄堂様にお伺いします。