2022.02.02

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2021.09.30 Thu
2021.10.01 Fri

DOMAIN&FUNCTION

教育・学習ビジネス研究会

REPORT
日目

09.30 Thu

未来への経営戦略とは

講義学校法人電子学園
イノベーションマネジメント局局長宮島 徹雄 氏
学びのPOINT

1.社会での活躍を見据えたカリキュラム
学生にとって未来に必要な下記3点の学びのカリキュラムを重視している。
(1)「ビジネス」社会人として必要な知識・ビジネススキルを学び、起業や新規事業開発できる力を養う
(2)「ICT」プログラミングの基本的な知識やスキルに加えAI、データサイエンス等の業界トレンドまで網羅的学ぶ
(3)「グローバル」グローバルビジネスの現場で活躍するためのスキルを身につける。
2.インプットとアウトプットが密接につながる教育システムの整備
(1)学生全員、起業にチャレンジ
事業計画書の策定やビジネスプランのプレゼンテーションを含む「イノベーションプロジェクト」を4年間必修としたカリキュラムがある。これによりインプットした学びを実務としてアウトプットする実務に活きる学びを整備している。
(2)必修化された4ヵ月間のインターンシップ
システム開発(保守に関わる業務)や、ICTを使った新規提案(企画業務)をインターンシップにて実施している
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重要な研究ポイント教育ビジョンを明確にし、
"学び"と"実践"が密接に連動する
戦略的カリキュラム

コロナ禍においてもカリキュラムを維持しながら実施されていて、コミュニケーションツールも改善されている部分が参考になりました。

学校関係 経営者
学びと実践の計画性が非常に参考になりました。
生徒への動機づけやシステム面において戦略的投資を順次実行されている印象でした。

学校関係 経営者
「変化を楽しみ、自ら学び、革新を創造する」という教育理念を基に、全職員と共有している、"ベンチャー大学として世界一の大学"を目指して、継続的なチャレンジを実行していく。
日目

10.01 Fri

学び方改革の最前線
- 学校・教育機関からインプットする新しい教育のカタチ -

講義ドルトン東京学園 中等部・高等部
校長荒木 貴之 氏
学びのPOINT

1.「変わりたい」生徒が集まる学校
建学の精神である「GO forth unafraid」を胸に、失敗を恐れずに、常にチャレンジする姿勢を提唱。
失敗が許される学校として、海外からの転入や、都立の一貫校からの転入など、「変わりたい」と思う生徒を多く受け入れている。
2.「ドルトンプラン」を基にした教育
世界7大教育の一つである「ドルトンプラン教育」を基にした教育を実施。
(1)「ハウス」...クラスを持たず、学年を超えて交流するコミュニティ(環境)を整備。
(2)「アサインメント」...意欲や集中力、そして考える力を養えるよう設計。また、ICTとの融合により、いつでも、どこでも、学習に取り組める環境を整備。
(3)「ラボラトリー」...授業での学びを深めたり・定着させたり、教員や友人に相談したりなど、自分の学びを自分で創り上げる「自分の研究室」

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重要な研究ポイント"創る喜び"と"学ぶ楽しさ"を融合した
「自由と協働」カリキュラム

学習者中心主義として、生徒の"やりたい"を実現させるための環境整備の多さと、やらせるだけではなく、コンフリクトやジレンマをあえて経験させる点がとても印象的でした。

学校関係 経営者
生徒のやりたい事を実現させるために、先生方の対応力に驚きました。これからの時代変化を見据えた時に、我々大人たちもより柔軟に変化に対応していく必要があると感じました。

学校関係 経営者
徹底した学習者中心主義に基づき、生徒一人一人が「自分で自分の学びをつくる」ために、世界の先進事例を参考に、社会変革の担い手を育成していく。