2022.05.10

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2022.03.17 Thu
2022.03.18 Fri

DOMAIN&FUNCTION

ライフスタイルビジネス
研究会

REPORT
日目

03.17 Thu

ライフスタイルにイロドリとプラスの価値を
提供し、続けるビジネスモデル

視察&講義ライフオンプロダクツ株式会社
代表取締役 CEO今井 正史 氏
学びのPOINT

①「儲かっている会社は何をしているのか」という純粋な疑問から独自に研究を進める。
12ある経営方針とコミットメントを社員とのコミュニケーションとして活用。社員の深層心理にまで浸透させる幹部育成を行っている。
②ビジネスモデル自体はオーソドックスな雑貨等の物販・卸売業である。しかし。商品や取引先選定の価値判断基準が明確かつ首尾一貫しており、自社のバリューチェーンにおいて付加価値を最大化させることに注力している。
③継続的な価値創造企業であるための今後のビジョンとして、「他社がやっていることで自社ができないわけがない」をモットーに、美容ドメインの新ブランドの立ち上げなど新たな事業境域への挑戦を目指している。
KPI雑貨卸売業界の経常利益率
トップクラスであり続ける
①あたりまえの概念として、収益には正直であり続ける
②全ての判断は情報の取り込みと取捨選択、組み合わせによって行われる
③変化を当たり前のことと考え、自分・自社を常に変化させ続ける
【あたりまえの概念】
1.安く買って、高く売る
2.自社が上手く運営出来ていないときは、好事例企業を研究する
3.自社が上手く運営出来ているときこそ、未来の競合他社に目を向ける
4.ずっと継続し続ける
5.儲かる場所に居続ける
日目

03.18 Fri

100の事業、100人の経営者を育てる
「THE 100VISION」の実現による新たな価値創造

視察&講義ヤマチユナイテッド
代表山地 章夫 氏
学びのPOINT

①事業多角化の理由は規模拡大、リスク分散、社員のやりがい・幸せ、社長の幸せのためである。また、その方法は、新規事業開発、フランチャイズ加盟、M&A活用など多岐にわたる。
②新規事業開発のアイディアは、タイムマシン発想、ハイエンド・ローエンド化、パッケージ化、ブルーオーシャンを見つけるなど手法は様々である。
③連邦型のグループ経営のポイントは、資本と経営の分離によるスムーズな運営と事業会社間の連携強化でシナジー効果を生み、社員参加型のシステム経営を機能させることである。
KPI"THE 100 VISION"
①100の事業を成功させる
②100人の経営者の創出
③100事業×利益1億円=利益100億企業になる
④100年以上愛される企業になる
システム経営の概念を連邦組織全体に浸透させることで、「人が育つ、活躍する、生き生きとする」を実現。その根底には、社員をいかに大切に想っているかという基本的且つ愛に溢れた理念がある。
Voice 参加者の声
ゲスト企業の「あたりまえの概念」を社員にいかに徹底させるかという事例に、ヒントを得ることができた。
製造業・社長
自社にも連邦・多角化経営の考え方を取り込むことを検討したい。
生活雑貨卸売業・社長
NEXT TIME

次回は、地域に根差したビジネスモデルの事例研究として株式会社石見銀山生活文化研究所様、DXによる新たなビジネスモデル構築を推進する株式会社アノマリー様にご講演いただきます。