2022.01.19


2021.09.27 Mon

DOMAIN&FUNCTION

SDGsビジネスモデル研究会

REPORT
講演

09.27 Mon

【新しいパッケージで市場創造し、持続可能な社会に貢献する】

講師株式会社カナエ
代表取締役社長中澤 孝 氏
学びのPOINT

1.理念経営の延長として自社の更なる成長指標にSDGsを活用
同社は理念経営を中心の考えに置き、理念研修や教育体系への組み込み、更にはクレド「鼎心」の配布等、徹底した理念浸透を行っている。その一環として、さらに経営を進める中で、SDGsを新たな指標として取り組んでいるため、考え方が一貫している。
2.環境負荷低減商材(サスティナブル商材)を具体的に進める
サスティナブル商品に焦点を当てて、経済性のある具体的なSDGs推進内容を組み込み、また、包装技術センター(KANAE GOOD ANSWER LAB)をオープン環境で運営することにより、大学病院、薬局、メーカーとパートナーシップを組み経営を行う事で成果を得ている。
3.SDGs推進方法は多角化的に幅広く行う
全社プロジェクト、若手中心の企画チーム、社長直轄のサスティナブル推進室、など必要なテーマに応じて、様々な形でSDGsを推進している。
パートナーシップによる開発といった難易度の高い挑戦から、自社への浸透としてクイズを行うなど、幅広い活動で推進を行っているため行動の"数"が多く、成果に繋がっている。

キーワード「SDGsへの取り組みが当社の
目指すところへの近道と考えた!」

SDGsの為に行うのではなく、自社の目指す姿(理念)のためにSDGsを一つの指標として活用する。理念経営の軸がぶれない事で推進が可能となる。
会場の様子
講演

09.27 Mon

【日本の食文化で豊かな未来を創造する】

講師株式会社ワールド・ワン
取締役 郷土連携推進本部長眞鍋 邦大 氏
学びのPOINT

1."熱い思い"を形にするアンテナショップ型居酒屋
同社は、グループ企業ミッションである「日本の食文化で豊かな未来を創造する」に対して、飲食を通して徹底的に拘りを築いている。拘りの軸は地域の魅力を伝えることであり全店舗を通じてコンセプトにブレが無い事が強みである。
2."熱い思い"を元に即時行動することでパートナーシップを築く
土佐清水ワールド立ち上げのきかっけは社長自らの訪問により、土佐清水の生産者と築き上げた熱いパートナーシップであった。その強い思いは周囲を巻き込み、市町村との連携、資金支援を得る事で地域活動に深く、深くまで浸透している。
3.地域密着の強味
地域密着ビジネスの特色は出口の幅広さにある。同社は地域の主要人物と繋がる事により、その"人"との繋がりを通して、コロナ渦の中でも小学校跡地の活用、道の駅、マルシェ等様々な形で事業の多角化に成功している。しかし、そのきっかけは全て地域課題解決の精神が起点となっている。

キーワード「社会課題への"熱い"思いが
パートナーを惹きつける」

"地域の魅力を伝えたい"という熱い思いで繋がるパートナーシップは強固な関係を作る。そのビジネスは飲食店だけに留まらず様々な形で発展を遂げているが、基軸の思いが全ての基礎となっている。
会場の様子